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全部足りないのって、なんで?

Muli bwanji.

JICA海外協力隊のしょーたです。


生きてたら1週間終わっていました。


配属先の大学はStudy Breakといういわゆるテスト準備期間に突入し、同僚の講師達の姿が一段と見られなくなりました。


大学の増築の歴史はわかりませんが、見た感じ設立当初からほぼ変わっていないように思います。

例に漏れず、学生の数に対して十分な教室や椅子、何もかもが足りていません。

途上国特有なんだろうと思いますが、何でこんな現象が起こってるんでしょうか。

若者が多い途上国ですから、労働力は余るほどあるはずです。

その労働力はどこへ・・。

職業の急速な多様化がこの現象の引き金になってるんでしょうか。

国が成長する時、当然のように1次産業→2次→3次→4次と段階的に職業が多様化し、人口の変化が起こるはずです。が、これは先進国の話。

2段飛び3段飛びで発展していく途上国ではこのステップがすっ飛ばされ、職業選択のトレンドは先進国と変わりないと感じます。

その結果、公共性が強く、儲からない教育や関連施設の整備が置いてけぼりになり、増える子供、増えない学校みたいな現象が起こってるんだろうと・・。


ぜーんぶ想像ですが、途上国に身を浸してないと興味関心が向かなかったことがたくさんあるので、ありがたいです。


施設に対して学生が多すぎるおかげ(?)で校内はどこも学生だらけですが、敷地はばかでかいので外に椅子や机を持ち出して木の陰で勉強してたり、天然の芝生の上でアフリカ布ひいて皆で勉強してたりする光景が広がっています。鶏や猿、犬や鳥もいて素朴なんですよ。

いい写真なかった

廊下や階段、ほんと色んな所で勉強してて、映えます。

ネット上で掲載できないのが残念ですが、そんな光景も今の複雑な途上国事情から生まれた産物で、もしかしたら今後見れなくなるのかもと思うと尊いです。



僕も潜在的なイメージを破壊して今度からありえない所で勉強しようと思います。










木に登ってタブレットで勉強していた彼は、完全に想像を超えていました。














以上です。
See you in the next post.

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