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現地人の現地語と公用語の使い分け

Muli bwanji.



青年海外協力隊のしょーたです。



今からちょうど1か月前、日本を出国しました。



ふと感じたことをつらつらと。




ザンビアの公用語は「英語」です。
しかし、その他言語(いわゆる現地語)は72種存在します。




中でも主要なものは、ニャンジャ語、ベンバ語、トンガ語。
ザンビア人は小学1年生から英語学習が始まり、4年生からは授業が全て英語になるようです。



首都生活の中で、ザンビア人の会話は体感、現地語と英語が50%ずつくらいです。基本、英語は皆話せるので英語さえできればNo problemです。



しかし数%は英語がわからない(又は忘れている)人がいるのも感じます。
この国で「英語を使う」とは、どんな時でしょうか。







完全に主観ですが、ザンビア人にとって英語は日本でいう「敬語」に近いと感じます。


比較的オフィシャルな場で使われる印象です。職場、ショッピングモール、対外国人、対あまり親しくない人、レポート・・。



まさに「公用語」ですね。



日本でも職場やショッピングセンターでタメ口で話すことは基本無いと思います。親しい関係になって初めてタメ口になりますよね。




そのせいか、ザンビア人同士の会話は現地語、私と話す時に英語に切り替える。といった場面によく遭遇します。




それと、学歴のある人ほど英語が流暢だと感じます。
義務教育を受けられなかった人、義務教育を受けたけど不真面目だった人、そういう人ってだいたい同じところ(職)に流れ着くじゃないですか。

肉体労働やミニバスとか・・。


類は友を呼ぶ。


似た境遇の彼らは英語で勉強していない、(経済的に)できないわけなので、彼ら同士は現地語で意思疎通を図ります。



彼らは卒業以降、英語を使う機会を失うわけです。



それが何十年と続くと、いくら幼少期から学習していても忘却していくのだと思います。

日本でも、地方の方言忘れて、なんなら引っ越した先の方言が染み込んだりしますよね。関西人が東京に引っ越して関西弁忘れたり。

そういう話でした。












ちなみに私が方言で全く使わんくなったフレーズは

















しとるにかん















以上です。
See you in the next post.

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