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ザンビアの病院攻略法

Muli bwanji.

JICA海外協力隊のしょーたです。

誰でも1度は気にしたことのある、アフリカのザンビアでの病院の利用方法についてここに記します。


病院選び

赴任後すぐJICA御用達の病院が紹介されるので、グーグルマップでマークしときましょう。

受診までのステップ

・健康管理員に連絡


体調を崩した場合、まずは健康管理員に連絡します。症状などの聞き取りがあり、病院に行きたい意向を伝えましょう。了解があれば、病院への手続きになります。

・電話予約


グーグルマップで該当の病院の電話番号が見つかるのでそこに電話。ゴミのような英語でも私のかかりつけはめちゃくちゃ丁寧に聞き取ろうとしてくれます。Generalかなんちゃらか聞かれるので、「General」って答えます。医師の名前を伝えられるので、メモした方が病院到着後スムーズです。初めての受診の際は電話番号やら住所聞かれます(たしか)。

・病院


予約の時間に病院に行きます。交通費も保険対象なので領収書を忘れずに。病院の受付では患者の名前ではなく「担当医師の名前は?」って聞かれます。受付料を支払います。身長、体重、脈を測られます。次は何したらいいか常に聞きましょう。いちいち面倒見てくれません。

・診察室1


医者は丁寧に聞き取ろうとしてくれます。最悪グーグル翻訳使ってもいいので症状を漏れなく伝えましょう。「昨日から。発熱、頭痛、咽頭痛」とか。血液検査やら尿検査やらがだいたいあります。

・検査


検査室(ラボ)に案内され、血液採取やらがあります。

・診察室2


検査結果をもって薬が処方されます。結果前に処方されることもあります。診察後は診察料を支払います。

・薬の購入


私のかかりつけは院内に2か所薬局があるので、近い方から行き、処方箋を見せて薬を購入します。これとこれはあっち。みたいに指示されるので必要があれば別の薬局で購入します。

・診察結果の受領


JICA提出のため、診察結果(メディカルレポート)を受け取ります。勝手にくれたりくれなかったりします。もらっていなかったら受付に申し出ます。

これで一連の流れは終了です。

必要な書類


保険の申請やJICAへの報告のために必要なのは「各領収書」、「診察結果」、「薬の内訳(処方箋)」です。体調不良でぶっ倒れそうでも死守しましょう。回復後、JICA事務所に持参して清算(現金)になります。


おまけ

私自身、日本在住時、病院にかかるレベルで体調を崩すのは年に1度あるかどうかって程度でしたが、ザンビアでは1~2か月に1度くらいのハイペースで体調を崩してます。自然治癒を試みると1週間~2週間ロスすることもあるので、異変を感じたら速攻で健康管理員に連絡し、可能であれば病院に行くことを心に誓いました。まじで時間もったいないですしね。以上!

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