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ADHD僕のライフハックその8;忘れやすい、と伝える

あと3個??

さて、今回は「自分の忘れやすさをちゃんと伝える」というライフハック。

名前を覚えてもらえることは嬉しい。

しかし、逆を言えば、名前を忘れられると、「この人は自分に興味がないのではないか」と思う人がいることになる。

僕は自分自身が忘れやすいので、名前を忘れられようがあまり気にしないのだが、人と話していると、「名前を忘れられるとショックですよね」という人が少なくないことに気付く。

そして、「だから僕は名前を覚えるように努力しているんです」と言う人も多い。

僕らにとっては逆風である。

勿論、得意な人もいるが、発達障害を持っている人は、基本的には名前を覚えるのが苦手な人が多い。
どれだけ会っていても、急に思い出せなくなる(僕の場合、数分後に思い出したりする)。

上記の「名前を覚えてもらえないことを気にする人たち」のことを考えると、その特性のせいで、「この人は自分に興味がないんだな」と思われてしまう可能性がある。それは避けたい。

しかし、実際のところ、名前は急に忘れたり覚えることが苦手。
じゃあどうすればいいのか。
もう言ってしまうしかない。
「すみません、自分は名前を覚えるのが苦手なんです」と。

正直、始めは恥ずかしさが勝って、中々言えなかった。
しかし、そうこうしているうちに自分の好感度が下がるかもしれない。
名前を覚えられないだけで。
それはもったいなさすぎる。

ということで、思い切って、「僕は名前を覚えるのが苦手なので、何回か名前を聞きなおすかもしれません」と言ってみた。

すると、「そうなんですね!何度も聞き返して大丈夫ですよ!」とか、「気にしないでください!何度だって自己紹介しますよ」と言ってくださる人ばかりだった。

もちろん、そんな心の広い人ばかりじゃないかもしれないが、黙って名前を忘れて好感度を下げるよりも、先に言っておいた方が圧倒的に得だ。

こういう細かな困りごとは、言っておくに越したことはないと学んだ。

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