みかん箱の上に立ち、社員2人に、本気で志を語ったらどうなるか?
福岡の小さなできたばかりの零細企業のオフィス。
初めての朝礼で、ミカン箱の上に立ち
「将来1兆2兆とお金を数える大企業になる」
と、社員2人に向かって、アツく2時間語った。
2人の社員は翌週、その会社を去った。
「この社長は頭がおかしい。
付いていけない。」
って思ったのだろう。
***
自分がもしもその社員だったら、
やっぱり去ったかもしれないなあって、
思ったりするよね。
これ、誰の話か、
知っていますか?
ソフトバンクの、孫正義さんの
創業の頃の話。
というのも、
散歩している30分の間、
ユーチューブの音声を聞いたりしてるのですが、
はじめて、孫さんの講演を聞いてみたんだよね。
▼これです▼
今まで、実は
ソフトバンクという会社に、
興味があったわけじゃないんですけど、
孫正義さんが、すごい人ということだけは、
知っていました。
ビジネスユーチューバーの
マナブさんが、おすすめされていたので、
軽い気持ちで見てみたんです。
すっごい心震える動画だったので、
感想を書いてみます。
命を懸けるほど、成し遂げたいことはあるか?
孫さんの動画をみて、
一貫して感じたのは、
想いの強さです。
いや、想いの強さっていう言葉では
甘すぎるくらい、
ものすごい情熱が、
ほとばしっていました。
この人は、命を懸けて、
仕事をしているんだってことが、
めちゃくちゃ伝わってきた。
人生のきっかけとなったのは、
坂本龍馬。
ひとつの藩におさまる人生なんて嫌だ。
コトをなすのだ、と決めて飛び出して、
歴史を動かしたのが坂本龍馬。
高校生1年生の時に、
本を読んだ孫さんは衝撃を受けて、
アメリカへと飛び出した。
コトを成す生き方を、
その時、孫さんは選び、
そこからブレることがなかった。
デジタル情報革命を起こすと決め、
NTTが独占していた日本の市場に、
勝負をしかけたのが孫さん。
自分の命も、
会社も、すべて失ったとしても、
革命を起こし、世の中を良くしたい。
そんな志を持ち、
世界最速のインターネットを、
当時の市場の10分の1の価格で、
仕掛けるという、
頭がおかしくも思えるようなことを、
ソフトバンクがやったことによって、
日本の市場は大きく変わったらしい。
目の前の仕事に対して、
破滅するかもしれない危険を超えて、
その先の素晴らしい未来を意図して、
命を懸ける事。
そんな生き方を、
している大人がいるのに、
誰もが知る日本のトップなのに、
今まで知らなかった。
孫さんから受け取った問い
スピーチを聞いて、
自分のなかで大きな問いが生まれた。
これまでも考えてきたけど、
もっと真剣に向き合いたいと思った。
何のために仕事をするのか?
死んだ後に、残したいものはなにか?
自分の人生にとって、
一番大事なことは何か?
何に命を使うのか?
いのちを懸けたいと思うほど、
成したいコトがある人生は、
最高に幸せだと思う。
ついつい、
目の前の小さなことに囚われて、
守りに入ってしまうけど、
死ぬまで、
攻める姿勢を貫く、
生き方がしたい。
そのことを忘れそうになったら、
また孫さんのスピーチを
聞くことにしたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?