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日記。

16時起床。自分は普段夜勤をしてるので大体8~9時の間に寝て夕方に起きる。人間は夜に寝て朝起きる生活のほうが肉体的にも精神的にも健全だとおもうが、昼に働くと求められることが多いし、健康的な職場じゃないと面倒な政争に巻き込まれるのが嫌なのと、給料が若干だが良くなるのでとりあえずはいまはこのまま夜勤をしていこうと考えている。

無論、少しでも良い所や経済的によくなる兆しが見えれば即鞍替えする予定である。財布は厚く身体は軽くが生活の基本であると考えている。

さて自分は現在静岡の某所に在住でして、そこは坂の勾配が急で出かけるのにはやや億劫なんですが、どうしてもお酒を飲みたくなり出かけました。


出かけた時には既にかなりの暗がりになっており、おまけに決して歩きやすい道ではなくS字になる箇所もあるので体力を相当持っていかれるんですが飲酒欲には勝てず、かと言ってタクシーを使ったら折角寮に住んで一番の支出ポイントを抑えてるのが無駄になるので「なんだ坂、こんな坂、なんだ坂、こんな坂」と頭の中で呟きながらネオンを目指した。気分はお酒の国のアリスである。(なにもうまくない)

あるくこと、30分でとりあえずはネオンを灯す地についたが、飲酒の前に夜の海が見たかったので某サンビーチに赴くことにした。まあ、夜の海はなかなか幻想的できれいだったけど普段夜勤をしてる自分は陰鬱なきもちになりがちなので、頑張って起きたらすぐに移動して夕景を見るべきだったとすこし後悔した。とはいえ、景色を見るのは食事でいえば、いわば前菜で目的は飲酒だったので直ぐどうでもよくなった。

それに思考がとっちらかる癖があるので海を見ながら「光の屈折のしかたや波が寄せては返す原理ってどうしてだっけ?」とか考えていたり、ググったりしてたら、さらにどうでもよくなって再びネオンのある方向にむかった。

とりあえず、何食うかも決めておらず外出したうえに街のこともよく知らないのでキョロキョロしながら、ウロウロ物色してると良い感じの中華料理屋があったのでそこに入る事にした。中華料理屋の名前は忘れた。日高屋や王将ではないことだけは覚えている。中に入ると、おそらく満席だとしても20人がキャパくらいのスペースに10人程度の老若男女がおり日曜の8時ということを考えると、まったく人気がない店ではないのだろうと感じた。

ぼくは店で呑むのが久しぶりだったので、とりあえずビールとチャーハンを頼んだ。きもちはさながら孤独のグルメである。「こうゆうのでいいんだよ、こうゆうの」が出てくるのを期待しつつ頼んだ。注文を頼んでる間、ビールを飲みつつ暇だったのでイッテQがやっていたので目を移す。普段テレビはまったくといっていいほど見ないが、元々テレビっ子だったのでテレビは嫌いじゃない。内容はさておき、僕より年下の芸人がゴールデンタイムで中心になって画面いっぱいに映ってる姿に時間の流れを感じた。

まったく縁もゆかりもないが、芸人や高校球児はどんなに年が離れていてもむかしから自己と比べて投影してしまいがちだ。なぜか子供の時から彼らにはシンパシーを感じる。おそらく、その時その瞬間しかできない輝きに美学があるとおもう。彼らには。ここで書く必要もないのだろうが、その女性コンビは、フラフープをお尻で回し放屁を放っており大いに笑わしてもらった。やっぱり売れてる芸人は尊敬に値する。

テレビを見ながら時間をつぶしていると、常連らしきひとが来て一気に店が喧しくなった。ぼくは初めて訪れたので居心地がすこし悪い気がしたが、長居はする気はないし、楽しそうにしてる姿は嫌いではないので構わずによこで瓶ビールを飲みながらチャーハンが出来上がるのを待っていた。

頼んでから約15分後くらいに出来上がった。東京にいたとき、チャーハンは頼んだら10分以内には必ず来た記憶があったので少し遅いなとおもったが、来たらめちゃくちゃ美味しそうでビビった。ていうかこのチャーハン食えただけでも来てよかったと思えた。

チャーハンを食べ終えたあと。SNSで知り合ったひととDMしながら海鮮のお店で魚介の串揚げを食しながら、サワーとハイバールを交互に2杯づつのんでおつまみを頼んだら会計が6000千円を超えた。使い過ぎたと思ったが気持ちよく酔えたので不問にし、坂を上りながら帰宅した。おしまい。


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