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『コーヒーについてぼくと詩が語ること』

9月1日(火)発売  新刊のご案内

「届けたいひとに、届けたい本を」をコンセプトに文芸書、詩集、雑誌を出版する書肆梓(東京・国立市)は、コーヒーの世界を歴史、文化、宗教、そして様々な時代の人々の言葉から読み解く一冊『コーヒーについてぼくと詩が語ること』を9月1日(火)に発売いたします。

こちらから購入できます。
https://shoshiazusa.official.ec/items/33188283

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15世紀にイスラームの地で生まれたコーヒー飲用の文化から、21世紀現在のコーヒーの新潮流までを、著者が二十年以上にわたって親しんできた古今東西の書物から読み解き、縦横無尽に語り尽くしています。巻末には約50頁にわたるコーヒーの基礎知識と注釈、参考文献付き。コーヒーを愛するすべての人に、また、コーヒーやカフェの仕事に携わる人にはいつもと異なる視点からコーヒーを眺める機会として、楽しんでいただけます。

著者プロフィール

小山伸二(おやま・しんじ)

1958年鹿児島県生まれ。東京都立大学法学部卒。食の総合出版社、株式会社柴田書店を経て、1988年より辻調理師専門学校に勤務。現在は食文化の授業を担当。立教大学 観光学部兼任講師、日本コーヒー文化学会常任理事、食生活ジャーナリストの会副代表幹事。書肆梓代表。詩人としても活動している。詩集『さかまく髪のライオンになって』(書肆梓)、『きみの砦から世界は』(思潮社)ほか。

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■書 名: コーヒーについてぼくと詩が語ること 
■著 者: 小山伸二
■定 価: 本体 2,200円+税
■判 型: 四六判 328頁
■ISBN : ISBN978-4-910260-00-6 C0095
■発売日: 2020年9月1日(火)

<目次>

コーヒーを愛する未知のあなたへ

第1章 旅するコーヒー
1 はじめに、あるいは道草から始まる物語
2  ニコのコーヒーをめぐる冒険
3 眠りたくない夜のために
4 「カフェ的」なるものの誕生
   イスタンブールの「コーヒーの家」・パリの初期カフェ
5  日本でのコーヒー文化の進化
   西欧化と日本のコーヒー受容・日本独自のハンド・ドリップ文化
6  手のひらの時代のコーヒー

第2章  ソクラテスのカフェ
1 哲学カフェ
2 詩とコーヒー
3 スーフィーのコーヒー
4 移動と変容
5 ふたたび、戦争
6 戦争と映画
7 最後のコーヒー

第3章  コーヒー文化論一九六八/二○一八
1 明治維新から
2 学生たちの「反乱」
3 食の総合出版社のこと
4 コーヒーをめぐる書籍
5 コーヒーの雑誌『blend』
6 異彩を放った著者
7 二十一世紀のコーヒー文化
8 新しい雑誌の登場

第4章 「詩とコーヒー」試論
1 禁酒法の国のコーヒー 
           アラビア・フランス・イタリア・ウィーン・イギリス・アメリカ
2 ユーカーズにおける「コーヒーの詩」
3 朝に一杯のコーヒーを
4 コーヒーは詩を響かせるか

コーヒー基礎知識・注釈・参考文献一覧・本書に登場した映画

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