書肆梓

届けたいひとに、届けたい本を。 書肆梓は2015年から詩集、文芸書、アート関連書など…

書肆梓

届けたいひとに、届けたい本を。 書肆梓は2015年から詩集、文芸書、アート関連書などを手がけている、小さな出版社です。

マガジン

  • 新刊

    詩集、文芸書、料理本、食文化、漫画、アート本、写真集など、さまざまな「生きる現場」の本。

  • 判じて候。

    ご存知、絵を読み解く一種のことば遊び。なぞなぞです。 判らないからとすぐに答えを見るような野暮な真似はどうぞご勘弁を。 ただひととき、頭を使って悩む時間が楽しいのではないですか。 がんばって自力でチャレンジしてください。

  • 既刊

    詩集、文芸書、料理本、食文化、漫画、アート本、写真集など、さまざまな「生きる現場」の本。

  • 雑誌『Colonia』

    ドイツ文学者の臼井隆一郎を中心にした勉強会「ことばと大地」から生まれた雑誌「Colonia」。「人の言うことを唯々諾々と拝聴する気は毛頭ない。」というメンバーによる論考、エッセイ、詩、漫画など。

最近の記事

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詩集『七つの海』、画本『耳泥棒』刊行記念ポスター

    • 新刊:詩集『七つの海』

      2021年5月、決然として世に問うた渾身の第一詩集『その他の廃墟』から3年。 待望の第二詩集が登場。 太古から永遠の未来にわたり七つある海への船出の詩は、すでに不穏な呟きとともに始まりを告げる。 海は太古から、永遠の未来にわたり七つある。火の海に沈もうとする船上、もう港を出ることさえ叶うまい。 呪文のように「七つの海」の名を唱えはじめる宣教師たち...。ドアをノックする音が、いまも止む気配がない。 たくさんの針金に巻きつかれた生活、締め上げられる悲鳴。吐いてきた無

      • 新刊 画本『耳泥棒』寝暮・著

        ちょっと怖くて、ちょっとかわいい。ちょっとシリアスで、ユーモラス。シュールなのに、いつのまにか、読む者を意味まみれの沼に引きずりこまれそう。 現代絵師の寝暮の最新作は、ある一冊の詩集から始まった。その詩集とは、書肆梓から同時出版される『七つの海』山内聖一郎・著。 死臭ただよう不気味な言葉たちの煉獄。そこからの脱出口はあるのか、ないのか。 意味を超えて響きあうふたつの作品が、それぞれ独立しながら、読者を迷宮の森へと誘ってくれます。 セリフのないシュールな画本と現代詩の極北とのス

        • 出版記念トークイベント【『月の本棚 under the new moon』:本と月と、コーヒーと】

          京都方面のみなさま。4月29日(土)、京都でも出版記念トークイベント【『月の本棚 under the new moon』:本と月と、コーヒーと】を開催します。 日時*2023年4月29日(土)16:00開場 16:30開演(18:00終了) 会場*バウプラス京都 スタジオ:京都市下京区河原町通五条下ル御影堂町13 4月20日に出版された『月の本棚 under the new moon』の著者・清水美穂子さんと、発行元のクラフト出版社・書肆梓(しょし・あずさ)の代表・小山伸

        詩集『七つの海』、画本『耳泥棒』刊行記念ポスター

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        マガジン

        • 新刊
          7本
        • 判じて候。
          4本
        • 既刊
          4本
        • 雑誌『Colonia』
          3本

        記事

          最新刊『月の本棚 under the new moon』

          先の見えない新月の夜にも、いつも美しい言葉がそばにあった。 月はやがて満ちていく。 新しい時代への希望を綴る「読書日記」。 『月の本棚 under the new moon 』(ツキノホンダナ アンダーザニュームーン) ISBNコード:978-4-910260-03-7 C0095 ¥2200E 本体:2,200円+税発 行年月日:2023年4月20日 判型:B6変形(縦180mm+横120mm+厚27mm+重量308g) ページ数:288 著者:清水美穂子(シミズミ

          最新刊『月の本棚 under the new moon』

          先の見えない新月の夜にも、いつも美しい言葉がそばにあった。 月はやがて満ちていく。 新しい時代への希望を綴る「読書日記」。

          先の見えない新月の夜にも、いつも美しい言葉がそばにあった。 月はやがて満ちていく。 新しい時代への希望を綴る「読書日記」。

          書肆梓からのご挨拶

          『旅のことばを読む』出版記念イベント 「旅の軌跡とことば展&書肆梓の本たち」に寄せた挨拶 5月30日から6月12日まで。12時から19時。最終日のみ18時まで(定休日:水・木)会場:下北沢バロンデッセアートギャラリー 3F ご来館のみなさま。 初めましての方も多いかと思います。独立系出版社、書肆(しょし)梓(あずさ)の代表の小山(おやま)伸二です。 まずは名前の由来からお話します。 「書肆」は、本屋さんという意味です。ちなみに酒屋さんのことを「酒肆(しゅし)」と言いました。

          書肆梓からのご挨拶

          『旅のことばを読む』出版記念「旅の軌跡とことば展&書肆梓の本たち」

          街々書林店主小柳淳『旅のことばを読む』(書肆梓)出版を記念して、下北沢バロンデッセアートギャラリーで展覧会を開催します。 「旅の軌跡とことば展」の部屋では、『旅のことばを読む』で紹介された書籍の販売、著者の撮影した写真や手づくりのジオラマなどを展示。 「書肆梓の本たち」の部屋では、過去に開催されたcloud nine 展や詩集『さかまく髪のライオンになって』の詩と写真と挿画の特別展示、書肆梓の本の展示販売があります。 日時:5月30日から6月12日まで。    12時から1

          『旅のことばを読む』出版記念「旅の軌跡とことば展&書肆梓の本たち」

          『旅のことばを読む』出版記念「旅の軌跡とことば展&書肆梓の本たち」

          『旅のことばを読む』出版記念「旅の軌跡とことば展&書肆梓の本たち」

          『旅のことばを読む』配本日、決定しました。

          『旅のことばを読む』配本日、決定しました。

          新刊『旅のことばを読む』小柳淳・著

          新刊『旅のことばを読む』小柳淳・著

          『その他の廃墟』の著者・山内聖一郎の風景

          『その他の廃墟』の著者・山内聖一郎の風景

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          書肆梓に最新・図書目録です。

          書肆梓に最新・図書目録です。

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          『その他の廃墟』ポスター

          『その他の廃墟』ポスター

          最新刊『その他の廃墟』山内聖一郎・第一詩集

          「戦後詩」を終わったことにはさせない。 無限の中を永遠に行く、有限のように。精神の廃墟から、渾身の第一詩集、84篇が誕生した。 「詩」は目的ではない、手段である。 「詩」はあくまでも義務として書かれた。 私の死が永遠の義務であるのと同様のことだ。「詩」を書くために生きる必要などない。 「詩」は、精神の内陸地から海へ向けて吹く風のようだ。大陸から空と海の境界線は見えない。水平線という了解はただ逃げてゆくばかりで、ひとに囚われることなどない。世界は存在しない、と言う者もある(マ

          最新刊『その他の廃墟』山内聖一郎・第一詩集

          最新刊『その他の廃墟』山内聖一郎・著

          最新刊『その他の廃墟』山内聖一郎・著