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【新刊案内】2023年9月発売作品

note読者のみなさま、こんにちは!

さて、月に一度のShoPro Books新刊アメコミ情報、今月はDCから、バットマンシリーズ最新刊、マーベルから、アベンジャーズとヤング・アベンジャーズの話題の豪華競演作、大好評「ベスト・オブ」シリーズX-MENシリーズの最新刊をお届けします!


9/14頃発売『バットマン:カワードリー・ロット』(DC)

「ジョーカー・ウォー」後のさらなる恐怖が街を襲う! ゴッサムシティの新たな市長のもとに持ち込まれた、次世代のヒーローを作り出す治安維持計画“マジストレイト”とは……? 待望のシリーズ最新刊!

『バットマン:カワードリー・ロット』
ジェームズ・タイノンIV[作]ホルヘ・ヒメネス[画]中沢 俊介[訳]

本書『バットマン:カワードリー・ロット』は、『バットマン:ダーク・デザイン』『バットマン:ジョーカー・ウォー』『バットマン:ゴースト・ストーリーズ』の続編となる、シリーズ第4巻。副題の「カワードリー・ロット」は、バットマンの決まり文句「犯罪者は迷信深く臆病だ(Criminals are a superstitious cowardly lot)」からとられています。

本作では、前回ゴーストメイカーという新たな相棒を得たバットマンの前に、新たな敵が立ちはだかります。事件の発端は、アーカム・アサイラムで起きた襲撃事件。収容されていたベインやアーカムの職員らが何者かに殺害され、バットマンも現場に急行します。

犯行の手口から、ゴッサム市警は「ジョーカー・ウォー」後に姿を消していたジョーカーの仕業と考え、対応にあたるのですが……。

その一方で、シリコンバレーで成功し、ゴッサムへと進出してきた新興企業セイント産業のCEO、サイモン・セイントが、新ゴッサム市長であるナカノ市長に近づき、次世代のヒーローを作り出す治安維持計画“マジストレイト”を提案していました。

すべての事件の背後で糸を引いていたのは、なんと……人々の恐怖心を操るヴィラン、スケアクロウ!

はたしてスケアクロウの狙いとは何なのか? バラバラの事件が絡み合い、やがてゴッサムを揺るがす大事件「フィアー・ステイト」へとなだれ込んでいきます。

“ピースキーパー01”という新たなキャラクターも登場し、ますます目が離せないバットマンシリーズ最新刊、どうぞお見逃しなく!

9/14頃発売『アベンジャーズ:チルドレンズ・クルセイド』(MARVEL)

現実改変能力が暴走し、制御不能となってしまったウィッカン。状況を危険視したアベンジャーズは彼を監視下に置こうと動き出すが……第一期ヤング・アベンジャーズ、ついに完結!

『アベンジャーズ:チルドレンズ・クルセイド』
アラン・ハインバーグ[作]ジム・チャン他[画]吉川 悠[訳]
※電子書籍も同時発売

本書は、2010年7月から2012年3月にかけて刊行された『アベンジャーズ:チルドレンズ・クルセイド』全9号と、その挿話にあたる『アベンジャーズ:チルドレンズ・クルセイド―ヤング・アベンジャーズ』#1、そして『アンキャニィX-MEN』#526に掲載された導入編を収録して一冊にまとめたもので、既刊の『ヤング・アベンジャーズ:サイドキックス』『ヤング・アベンジャーズ:ファミリー・マターズ』からの流れを引き継ぐ作品です。

若手ヒーローチームとして、数々の困難を乗り越えてきたヤング・アベンジャーズ。本家のアベンジャーズは、まだまだ経験の浅い彼らを心配しつつ
、その活躍と成長を見守ってきました。

今回、アベンジャーズも参加する戦いの中で、ヤング・アベンジャーズメンバーの一人ウィッカン(ビリー・カプラン)の現実改変能力が暴走してしまいます。

ウィッカンの母であるスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフは、かつて「ハウス・オブ・M」において現実改変能力を暴走させ、壊滅的な被害をもたらした人物。そのため、状況を危険視したアベンジャーズは、ウィッカンを監視下に置こうと動き出します。

仲間たちの助けでアベンジャーズの監視から逃れたウィッカンは、行方不明になっているスカーレット・ウィッチを捜すことを決意するのですが……

そんなウィッカンの前に立ちはだかったのは、なんとラトベリアの王にして世界最高の科学者であり魔術師のドクター・ドゥームでした……!

マーベル・ユニバースの命運を左右してきたスカーレット・ウィッチの転落と再起を追う物語であり、第一期ヤング・アベンジャーズの完結編でもある本作。ファンからの人気もたいへん高い注目作です!

9/14頃発売『ベスト・オブ・スパイダーマン II』(MARVEL)

大好評「ベスト・オブ」シリーズのスパイダーマン傑作選第2弾! 数々の強敵との命を懸けた死闘から、ピーターを取り巻く人々の人間模様、ブラックコスチュームの初登場など、スパイダーマンの歴史に残る名作エピソードを6話厳選! これを読めば、スパイダーマンのことがもっと好きになる!

『ベスト・オブ・スパイダーマン II』
スタン・リー他[作]スティーブ・ディッコ他[画]石川 裕人[訳]
※電子書籍も同時発売

今から約60年前の1962年、『アメイジング・ファンタジー』#15で初登場した親愛なる隣人ことスパイダーマン。その後、幾度も映像化され、現在に至るまで圧倒的な人気と知名度を誇るスパイダーマンのベスト版第2弾が、日本オリジナル編集で誕生しました!

ベスト版第1弾は、初登場号をはじめ、有名ヴィランたちのベストバウトを中心に構成されていましたが、本作では、年代順にスパイダーマンのトピックとなる代表的エピソードを選出。

『アメイジング・スパイダーマン』Vol.1 #12 表紙
ドクター・オクトパスにマスクを剥がされ、スパイダーマンの正体が白日の下に!
各エピソードの冒頭には日本オリジナルの詳しいストーリー解説も

収録作品は以下の通りです。

●ドクター・オクトパスにマスクを剝がされる!
  ――アメイジング・スパイダーマン Vol.1 #12(1964年5月)
●ゴブリンの掌中に!
  ――アメイジング・スパイダーマン Vol.1 #97(1971年6月)
●ジャガーノートは誰にも止められない!
  ――アメイジング・スパイダーマン Vol.1 #229(1982年6月)
●難攻不落の強敵に挑む!
  ――アメイジング・スパイダーマン Vol.1 #230(1982年7月)
●帰ってきたぞ!
  ――アメイジング・スパイダーマン Vol.1 #252(1984年5月)
●守り、尽くせよ…?
  ――アントールド・テールズ・オブ・スパイダーマン #1(1995年9月)

本作から読んでもらっても、もちろん楽しめますし、『ベスト・オブ・・スパイダーマン』の後、次に何を手に取るべきか迷っている方に、おすすめの入門編です!

9/14頃発売『X-MEN Vol.3:弔愛』(MARVEL)

クラコアとアラッコの闘いにより世界は激変した。危機に瀕したシーア帝国の救援に向かうサイクロップス、ヴォールトへの潜入捜査を開始するウルヴァリン、人型兵器ニムロッドの覚醒など、ますます目が離せないシリーズ第3巻!

『X-MEN Vol.3:弔愛』
ジョナサン・ヒックマン[作]レイニル・フランシス・ユー他[画]高木 亮[訳]
※電子書籍も同時発売

前作『X・オブ・ソーズ』の後、クラコアとアラッコの闘いにより世界は激変しました。

欠員の出た評議会への参加を求められたサイクロップスとジーンは、それを断り、代わりにクラコアを守るために戦う守護者として”新生X-MEN”の設立を提案。

メンバーの選出は、国民投票にゆだねられることになりました。

その矢先、銀河三大帝国のひとつであるシーア帝国が危機に瀕し、現地のニューミュータンツたちが、クラコアに助けを求めてきます。

サイクロップスはこれに応じ、ストームやマーベルガールとともに救援に駆けつけるのですが……?

その他、新たなる勢力チルドレン・オブ・ヴォールトの脅威を判断するためヴォールトへの潜入捜査を開始するウルヴァリン、ミュータントを滅ぼすとされていた人型兵器ニムロッドの覚醒など、複数のストーリーが交錯し、物語はますます加速していきます。

新たなる時代「Xの治世」へと突入するX-MENの物語をどうぞお楽しみください!

それでは今回はこのへんで。次回は2023年10月の新刊案内にてお会いしましょう!

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