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W杯に魅せられて

こんばんは。
ロンドンは相変わらず寒くて、毎日大体どこかのタイミングで雨が降ります。
ロンドンは雨のイメージが強いけど、調べたら意外にも年間の降水量は東京の方が多いらしいです。(本当か?)

街はクリスマスムードでマーケットやイルミネーションが町中でみられて、日本とはまた違った雰囲気の本場のクリスマスを楽しんでます。

去年もドイツでクリスマスを過ごしたのですが、ヨーロッパのクリスマスは本当に綺麗だし、コロナが明けて海外旅行を考えている人は是非いってみてください!

クリスマスムードのロンドンの街並み

さて、4年に1度の世界最大のフットボール祭典W杯が行われているわけですが、フットボール(サッカーっていうと怒られる)発祥の地イギリスでW杯を観戦するのはロンドンに来る前から楽しみにしていました。

イングランド代表の初戦をロンドンのPUBで観戦していたのですが、イングランドが大勝したこともあり、老若男女入り乱れてお祭り騒ぎでした。
しかし、聞いた話によると、今回は初のイスラム教圏での大会開催なこともあって、日本ではまだあまりピンと来ないかもしれないですが、イギリス国内ではLGBTQや人権問題で観戦をボイコットすると決めている人たちも多いみたいです。
彼らもフットボールを愛していると思うので難しい問題ですね。

イングランド代表の試合の時のロンドンのPUBの様子


そして何より、我らが日本代表がドイツに勝ちましたね。
自分がプレーする以外のフットボールの試合であれほど興奮したことは記憶にないです。
ロンドンのPUBで友達と観戦していて日本人は他にいなかったんですが、周りのお客さんみんなが祝福してくれました。

僕自身、子供の時は漠然と将来W杯に出るんだ!と思っていたけど、プロになって実際にW杯に出る可能性がある人たちや、出たことがある人たちと一緒にいるようになると、W杯という舞台に立つことがいかに難しいことであるのかを痛感させられました。

それは日本の選手だけではなく、全ての国の選手に言えることですが、だからこそ4年に1度のこの大舞台に出るために彼らがどれだけの犠牲を払い努力し続け、どれだけの批判を乗り越えてきたかを想像すると、また彼らを支えてきた家族や周囲の人がどれだけ犠牲を払い彼らを支えてきたかを考えると本当に感動しました。

だからこそ紙一重の戦いを続けてきて、選ばれた彼らが格上とされるドイツと紙一重の戦いに勝ち、喜ぶ姿を見れたことは心から嬉しかったです。
僕個人の意見としては今回のW杯が始まる前の日本国内の日本代表に対する期待感というのはあまり感じなかったので、このドイツ戦の勝利を機にもっとたくさんの人が興味を持って応援して、日本全体がポジティブに盛り上がれば嬉しいなと思います。

スポーツは時に、全てを捧げて本気で勝ちにいっても努力が報われなかったり運の要素が強く不確実性が高いからこそ、その儚さが多くの人に感動を与えるのではないかと思います。
ビジネスや他の何かで努力し、目にみえる成果をあげることも当たり前に素晴らしいことですが、スポーツと同じように同じ瞬間にここまで多くの人を熱狂させ、感動させるのはなかなか難しいと思います。
だからこそスポーツというものは素晴らしいなと改めて気づかせてもらいました。

明日のコスタリカ戦も楽しみです。
皆で応援しましょう🇯🇵

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