食事風景

僕の「食べる論」

どうもお久しぶりです。しょーま(@shoooomaNOsekai)です。

「平成最後の夏だからnote始めます!!」って言ってたのにも関わらず、気がついたら令和最初の夏も後半戦。書きたいな、書こうかなって思っては書けず…が続いていました。

じゃあ何をしていたかといえば、特別何か大それたことをしてたわけでもないです。でも何かないかなーと考えてみると、4月に人生で初めて「5歳整体室(5歳サロン)」という、いわゆるオンラインサロンに入りました(個人的にはビッグイベント!)。

もともとオンラインサロンというと「情報商材扱う怪しいところなんじゃね?」って思ってたりしてました、正直。でも僕の入っているところ、良くも悪くも何も売られたりしないし、オンラインサロンっていう形を言い訳にした大人の遊び場みたいなところで、今までちょっと怪しんでた僕も楽しく関わらせてもらってます。

そんなある日。
5歳サロンでは定期的なオフ会と別に、ゲストを呼んだイベントや、サロンメンバーが主催する勉強会などを行っているのですが、その一環として「noteをはじめよう!会」が開かれたんです。当日仕事があって現地では参加できなかったのですが、Facebookでライブ配信をしていただいた&アーカイブが残っていたので拝見。

動画を全て見終わっての感想。


あ、始めるなら今だな。


ということで、今回久々に筆を執った次第です。


とはいえ、一から自分らしいこと書くって言っても難しいかな?と思ったので、今回は「noteをはじめよう!会」を主催してくださった「くりたまき(くりこ)さん」のnoteを元に、お題にもなってる「#note感想文」書こうかなと思います。


「食べる」を考えたきっかけ

僕は大学在学中、学生経営のbarでバーテンダーを2年間やっていました。始めたきっかけはすごく単純で、「かっこいいし、モテそうだったから」。でも実際始めてみると、カクテルを作ること/提供すること一つとってもめちゃくちゃ奥が深く、「どうしたらもっと美味しいカクテルを提供できるのか」ということを突き詰めていくことが本当に楽しかったです。完全独学だったので、バーテンダーを生業としている方たちに比べれば知識も技術もありませんが、自分としては納得のいく経験を積み上げることができたかなと思っています。

もちろんバーテンダーとしての「スキル」を身に付けることができたことも自分の糧にはなりました。でも僕がこの2年間で得られた1番大きな気づきは、「飲食店という空間を作る面白さ」でした。お客さまが「お酒を飲みたい」という欲求を満たすだけなら、「お酌ロボット」を置いておけばいい。でもそこにほんの少しだけスパイスを加えることができて、そのスパイスをきっかけに空間が華やかになる。そんな毎日を送ることができたから(体力的にも精神的にもきつかったこともあったけど)、2年間没頭できたんだなと思います。

もう一つの「食べる」に気づかされた

飲食業界から離れて、今はEdTechのスタートアップで働いていますが、「外食の面白さ」は今でも追求したいなと思っていました。

そんな矢先、くりこさんの、優しい言葉であたたかく綴られているこちらのnoteを見つけました。

ハッとしました。そしてじんわりと心があたたかくなりました。

特にこの文章。

顔を見ること、
笑顔で挨拶すること、
とりとめのない話をすること、
日替わりのおいしいごはんを食べること、
好みだった味の感想を言うこと。

何気ない日常のつながりが薄れていくのが、切ない。そして行かなければ行かないほど、なんだか気まずくなってもっと行きにくくなったりする。それでもたまに行くと、笑顔で迎えてくれて「久しぶりですね、最近はお仕事忙しかったですか?」と声をかけてくれたりするのだけれど。

完全同意。100共感。一周回ってありがとう。そんな気持ちでした。

今まで僕は「外食の面白みは同じご飯や食卓を囲んでいる人同士のコミュニケーションスパイス」と考えていました。もちろんそれは間違ってないけど、どんなに素敵な空間を提供したとしても、そこにお客さまが居て初めて「飲食空間」になるという当たり前なことに気づかされました。僕の視点はあくまで「経営者視点」でしかなかったのです。

くりこさんは、ひとりの「お客さま視点」として、空間を作っている側の人すらも同じ空間を作り上げる人として捉えて、くりこさんなりの「コミュニケーション空間」を作っている。僕が「面白い」と思っていたのも、自分が空間を作る側に留まらず、お客さまに巻き込まれて同じ空間を「作らせてもらっていた」ことに喜びを感じていたんだと再認識できたのです。

もしあなたもこんな風に外食ができたなら。
こんな空間で食卓を囲むことができたなら。

ほんの少しだけ、毎日が豊かになりそうな気がしませんか?

僕には夢がある

最後にはなりますが、僕には夢があります。それは「語れる飲食店を作ること」。

実は自己紹介noteにも少し書いています。

そこではもう少しだけ詳しく書いてあって、

そんな自分の夢、それは『食卓を囲むという圧倒的効率主義社会において「ムダな時間」を最高にハッピーにしたい』です。

と書かせてもらってます。このあたりの夢について、最近働く中でイメージできてたり、「なんで俺ここで働いてるんだ?」という問いに対して、自分の言葉で少しずつ話せるようになってきました。この辺りも今度noteにまとめてみようかなって思ってます。

ここまで書いてきて思ったけど、noteを通していろんな人の価値観に触れるのも、毎日を豊かにするきっかけになってるなと感じるし、これが僕の求めてたアウトプットの一つの形かもしれないなと気づけました。重い腰をちょっとあげてみて、新しい世界が見えた気がして嬉しくなりました。もっと書いて、いろんな世界見てみたいな。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。もしよろしければ、また別の記事でお会いしましょう。

Photo by Lee Myungseong on Unsplash

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