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会議ファシリテーション

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会議を活性化させるファシリテーションの記事をまとめています。
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#ファシリテーション

会議でみんなの意見をうまくまとめてアイデアを生み出す2つの視点

最近、会議でまとめ役がいるって大事だなーと改めて感じた機会がありました。 特に今の時期は来年度の活動計画など、アイデアをみんなで話し合う会議が増えています。 そういう時、例えば4〜5人の参加者がわーっとアイデアを出し合った後、「みなさんのアイデアをまとめると、大きくA方向とB方向がありますね」なんて言ってくれる人がいると助かりますよね。 あ、何を話してもこの人が受け止めてくれるんだ、という安心感があります。そういうまとめ役が会議にいる時といない時では、会議の質がすごく変

会議で「発言が出てこないな」と思ったら見直したい、2つの準備

「自由に発言してください」と言えば言うほど「シーン」としてしまう。そんな会議に参加した経験はありませんか? 実は、みんなが自由に発言できる会議を作るためには、2つの事前準備があります。 それは、「丁寧な情報共有」と「答えやすい質問」です。 今日は、私がファシリテーターとして大事にしている、2つの「事前準備」について書いてみたいと思います。 「自由に」発言してもらうのは難しい先日、ある大学でファシリテーションに関する講義を行いました。 その授業は3年生が多かったので、

おもいがけないアイデアは、会議前後の雑談から生まれる

リモートワークは便利で、コロナ禍が落ち着いた後も残って欲しい習慣です。 一方で、残念なのは、アイデアの源だった「雑談」が減ってしまったことです。 最近、対面での会議も増えてきましたが、いまだに多いオンライン会議は「雑談」の時間を持つのが難しいです。 そこで、今回は、私が実践している、雑談の時間を確保する方法について書いてみたいと思います。 「歯磨きする?」から始まる雑談下記の記事によると、コロナ禍で「雑談」が失われているそうです。 色々な雑談が失われている中で、私が

「アイスブレイクなんてする余裕がない」という人にこそ、アイスブレイクをオススメしたい

みなさんは、普段の会議で「アイスブレイク」をやりますか? 「アイスブレイク」とは、会議が始まった直後に行う、参加者が話しやすくする工夫のことです。 対面の会議では、名刺交換などで自然とできていたアイスブレイクも、オンライン会議では難しいと言われています。 では、日々のオンライン会議で上手にアイスブレイクを取り入れるにはどうしたら良いのでしょうか。 今日は、簡単にできるアイスブレイクについて書いてみたいと思います。 アイスブレイクの2つの目的 アイスブレイクのやり方に

相手の質問にパッと答えられなかった私が見つけた、4つの解決策

先日、ある若手から「岡田さんはなんでクライアントからの問いかけにパッと答えられるんですか」と聞かれました。 言われてみれば確かに、私の仕事のほとんどは誰かとの「会話」です。例えば、クライアントとのディスカッション、ワークショップの司会進行、部下との1on1などなど。 そのような場面では、何かを質問された時に「うーん・・・」と黙り込んでしまうと、相手に不安を与えてしまいます。 もちろん、私もすべての質問に即答できるわけではありませんが、ある程度反射神経よくパッと答えられる