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締めくくりの旅 天橋立
伊根町に行った勢いそのままに、天橋立にまで突撃してしまいました。無論、せっかくきたんだから、と、最後だから、が合言葉です。どうせ行くのなら最初からここでもよかったのではないか、という疑問は野暮でしょう。
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天橋立は京都にある日本三景の一つで、4キロ近い砂州に松の木がぎっしり詰まっている珍しい地形が、天にかかる橋のようだということで、天橋立と言われているようです。
我々は、天橋立が一望できる展望台を目指していました。天橋立の中に入って散歩することもできるそうです。
展望台付近まで行くと、800円をぶんどる駐車場の案内人らが誘導してくれるので、迷うことはないかと思われます。
駐車場から展望台行きのリフトに行くまではいくつかのお店があり、印象的だったのは、ハリセンボンの入れ物(?)が売っていて、可愛かったことですかね。持っているだけで人目を引きますし、最悪の場合武器にもなるので便利ですね。
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リフトに乗り込みました。1人用リフトで、割と落ちても大丈夫そうな低さのところを動いてくれるので、恐怖はほぼありません。隣にはモノレールも走っているので、どちらで頂上に行くか選択できます。
そして、既に奥には天橋立が見えています。絶景リフトに感激しました。しかし皆さん、何かがおかしいと思わないでしょうか。そうです、天橋立がやけに真っ直ぐではないか、と。
僕たちはろくに調べずに天橋立に行こうと決めたので、まさか天橋立を見下ろす展望台が二つあるとは夢にも思っていなかったのです。要するに、有名なのは、僕たちがいる方の対岸にある展望台で、傘松展望台ではなく、天橋立ビューランドだということです。
写真集などに載っている天橋立を見たい方は、ビューランドに行くのをオススメします。
ま、来てしまったものは仕方がありません。直線の天橋立を楽しむだけです。
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地味な方の展望台とはいえ、撮影スポットや、飲食店、お土産屋さんなどは揃っているので、楽しめます。かの有名な股のぞき台もあるので、7人で1人一回ずつやりました。股の下からのぞき見た天橋立は天へと昇っており綺麗でしたが、7人がわちゃわちゃしながら並んでいる様子は滑稽でしたね。
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疲れたので帰ります。帰るということはつまり、卒業へと向かうということです。となると、大学の授業で繋がっていた我々も、こうやってダラダラと集合することは難しくなるということです。
なんというか、寂しいですね。高校から大学に行く時は、大学という自由な場所に行ける喜びがありましたが、社会人になることに、喜びというのはほとんどありません。ただ友人と離れ、ただ休日がなくなり、ただ歳を取るだけのような感じがして、そう暗く考えれば考える程に、皆で教室を独占してダラダラしていたことだったり、飲み会だったり、徹夜カラオケをしていた日々が、妙に輝いて見えてきます。
そういうセンチメンタルな気持ちになるための旅だったのかもしれません。こういう気分になれたということは、コロナという邪魔者に妨害されながらも、大学生活を堪能できたという一つの証拠なのかもしれませんね。
最後に皆でステーキを頬張り、各方面へと散りました。皆、がんばれ。
終わり
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