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コーチングの正しい受け方

はじめてコーチングを受ける方向けに、正しいコーチングの受け方についてまとめています。
コーチの方にとっても有用な記事になるように心がけて執筆しました!
ぜひこちらの記事も参考に活用いただけるとうれしいです!!

そう、そもそもですが、コーチングを受けるにあたっては”正しい受け方”というものがあります。ただ何となくコーチングを受けることでは、その効果を最大限感じることはできません。
前提として、コーチングはいつものコミュニケーションではないと思ってください。
コーチングを受けようと考えている方、すでにコーチングを受けている方(以下クライアント)は、ぜひ本記事を参考にセッションに臨んでいただくことをおすすめします。

コーチングの受け方のコツは5つ

コーチングの効果をより高めるコツは諸説あると思いますが、私は大きく以下の5点に集約されると考えています。

(1)積極的に考え、話す
(2)思考だけでなく、感情も味わう
(3)かっこつけない
(4)いったん乗っかってみる
(5)コーチのスキルを気にしない

それぞれ解説していきますね。

(1)積極的に考え、話す

コーチングはクライアントにテーマを持ち込んでいただくところからはじまります。
クライアントがテーマを選ぶ、考えるということは、場に主体的にクライアントが関わるという点において重要です。
そしてより重要なのは、持ち込んだテーマに対して「どうしたらいいですか?」というスタンスではなく、「どうしたらいいのだろうか…」とコーチとともに探求していくあり方です。

何かの講師やコンサルタントと話をする場合、相手が答えを持っている前提で関わっていって構いませんが、コーチングはクライアントの内側にあるものを言語化したり、引き出していくことで、クライアント自身が気づき、解決策を考え、選択していくためのコミュニケーションです。

ご自身の中のものを表に出していくのですから、正解も不正解もありません。あなたが持っているものだけが唯一の真実。
なので、コーチングセッション中は支離滅裂大歓迎。未来の話、現在の話、過去の話をいったり来たりしながら、思いついたことはどんどん言葉にしていくことで内省が進みます。

(2)思考だけでなく、感情も味わう

次に大切にしてほしいのは、頭で考えて整理して説明するのではなく、その情景をイメージしてみて、どんな気持ちだっただろう、どんな気持ちになるだろうといったように、感情にも意識を向けていくことです。

なんだか知らないけど気分がいいから今日は仕事が捗るな。
〇〇さんのことが気になって色々と手につかない…。
といった経験はありませんか?

頭で整理し、やりたいことややるべきことがわかっていたとしてもうまくことが進まなかったり、よりよい状態を創り出すことができないのは、感情によるものである可能性が極めて高いと思います。

このままの状態が続いていってしまったら、どんなことが起きてしまうんだろう…というネガティブなことを仮にイメージしたとき、その時に感じる感情は言葉にしてみると何だろう。

最高の瞬間を思い描いたとしたら、それはどこで誰と一緒にいて、どんな気持ちでそこに立っているのか。

感情にも思いを馳せることが臨場感を生み出し、行動への原動力につながります。
人は元来、感情の生き物です。ここ数千年で文字の開発から論理のやり取りが本格化していますが、生き物としての進化はほとんどないに等しい。
ぜひ感情を味方に、よりよい未来を実現していきましょう。

(3)かっこつけない

かっこつけないことも大切です。
コーチのプロフィールをみて、この人とセッションしてみたいなと申し込んだあと、日程調整後の初回セッションではコーチの自己紹介があると思います。
「すごいな~。こんな人になりたいな~。」と思うかもしれません。
きっとその人に関わってもらえたら、より人生が、仕事が前進するだろうと考えて申し込んだのですから当然その可能性は高いですよね。

ただ、気に留めてほしいのは、
こんなこと言ったらこんな風に思われちゃうんじゃないだろうか…。少しオブラートに説明しよう。
いつも人前ではこう説明しているから、いつもどおりテンポよく…。
といった感覚でコーチに話してしまうと、コーチングの効果が感じづらいということです。

コーチはあなたの言うことをすべて受け止めてくれます。
(あなたが選んだコーチなら間違いない!はず!!)
かっこつけないで、自分の嫌な部分もさらけ出して自己開示することが、よりコーチングの質を高めていきます。
コーチングの質は、クライアントの自己開示にも大きく影響されるということを覚えておいてもらえるといいと思います。

※ちなみに私がコーチングを受けるとき、「かっこつけない」が一番苦手です(@_@)すぐ良いこと言おうとしてしまいます…。

(4)いったん乗っかってみる

しっかりとトレーニングを受けたコーチはその道のプロフェッショナルです。
コーチは時に、立ち上がってみましょう!とか(オンラインであっても)、最高の瞬間を描いてみましょう!さぁ、伸びをして!!とか、コーチングという場に対して積極的に関わります。

え?立ち上がるの??なんでだよ…。
いや、私そういうのちょっと嫌なんで…。
とか、色々な感情が湧く方もいらっしゃると思います。

身体と心はつながっています。
身体的な感覚が脳や思考に刺激を与え、今まで思いもよらなかった何かが発見できるかもしれません。

せっかくコーチングを受けるのであれば、今まで得たことのない刺激を取り入れてみるのもいいかもしれない、そんな大きな心でセッションに入ってもらえると、良い時間になると思います。

(5)コーチのスキルを気にしない

これは一部の人にしか起こらないかもしれませんが、特にコーチングを学びたいと思っていたり、コーチングをマネジメントに活かそうと思っている方で、コーチングセッション中なのに、コーチの関わり方の分析をしてしまう方がたまにいらっしゃいます。

なぜこのタイミングでこの質問をするんだろう?
この質問はとてもパワフルだな、今度使ってみよう
といった気持ちでコーチングを受けても深い内省にはつながりません。

コーチングを受けているときは、自分のことに100%集中することをおすすめします。
私であれば、コーチングが終わった後に質問いただければ解説しますので、あとでまとめて聞いてくださいね。

まとめ

ということで、コーチングの受け方についてまとめてみました。
読んでくださった方が素敵なコーチと出会い、信頼関係を築き、理想の未来を手に入れることを願っています。

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