毎日コツコツ料理暮らし その6 「レモンの香りは果肉よりも・・・?」
Q.柑橘系の香りは果肉部分に一番あるでしょうか?
A.皮の部分
レモンの香りは皮にあります油胞(ゆほう)と呼ばれるカプセル状のものに含まれています。果肉に比べて皮にはなんと7000倍も含まれているんです!
絞る場合は、皮を下にして絞ることでより香りを料理に移すことができます。
ゆずも同じく、皮に香りがあり、皮を刻んだりすりおろしたりして使うのが多いです。柑橘類は皮に栄養分が多いものも多く、皮も捨てずにいろいろと活用方法ができますので、ぜひともいろんな活用方法をしてみてはいかがでしょうか?
レモンの産地の名古屋の豊橋市では、「豊橋方式」という、レモンを丸ごと凍らせてすりおろして、いろいろな料理に使うと皮の油胞がすりつぶされて香りが最大限出すことができて、味や栄養もアップします。豊橋市では味噌汁やラーメンなどなんでもいれるみたいです。
私の地元、徳島県ではすだちが全国シェア1位ですだちは果汁から皮をすりおろして、そうめんのつゆやドレッシングに入れたり、輪切りにして雑炊に入れたりと、皮を色々な使い方をします。
料理監修していますテンチョスでは、レモンやゆずを砂糖漬けにしてシロップを作って、自家製レモネードサワーなどにして喜んでいただいています。
柑橘類はまるごと味わうことができるので、ほかの時に紹介させていただきますね。
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