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毎日コツコツ料理暮らし その5 「生卵をかき混ぜる時に泡立て器がない場合の身近な代用品」

泡立て器を使う場面は、生卵をボウルに割り入れてかき混ぜる時に使うことが家庭料理では多いかと思います。もしくは菜箸で混ぜることもあるかと思います。

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意外と生卵を混ぜるのに使えるのがフォークです。イタリアではフォークで混ぜるのが常識なんてことも聞いたことがあったような気がします。

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なぜ、フォークが使えるのかというと、フォークの形状を見ると先が大体が4つの歯に分かれています。この歯の部分が生卵をかき混ぜるのに適しているんです。

菜箸だと2本で混ぜていますが、フォークだと4つの歯でかき混ぜるので、菜箸の2倍の速さで混ぜることができる?んです。

家で卵をかき混ぜるにしても、泡立て器を使うほどの量じゃあないし、泡立て器って洗うのめんどくさい・・・ってよくなります。

フォークだと、小さい器に生卵を入れてもかき混ぜやすいですし洗い物も楽です。量やしっかりと混ぜたいなど用途に合わせて道具を使い分けると、料理も気楽になると思います。

意外とこれは使える!?っていう代用できるモノはあります。


話は逸れますが、認知心理学という分野でアフォーダンスという言葉があります。

アフォーダンスというのは例えば椅子は座ることで作られているけど、カバンを置いたり、高いものを取る時に台にしても使ったり、背もたれのところに傘や物をかけたりも、無意識におこなっているようなことを言います。人がこういうものですって意図したことではなく、人を取り巻く環境から無意識的に活用できるものを見つけることは、生卵をかき混ぜるには泡立て器ではなくフォークっていうのをアフォーダンスしたという感じですね。

アフォーダンスはプロダクトデザインの分野では、無印良品の製品をデザインされています、深澤直人さんが有名です。炊飯器の上に無意識にしゃもじを置くので、しゃもじを置けるように炊飯器をデザインしたものが販売されています。


泡立て器の代わりにフォークのほかにも、マッシュポテトを作る時に、マッシャーや裏ごし器がない場合は、シンクの流しの排水溝のゴミ網を使うとマッシュポテトが簡単に作れます。

意外とこういう発想の転換なアフォーダンスなことがほかにもたくさんあるので、

色々とご紹介できればと思います。

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