新たな畑に挑戦(3.苦土石灰)
こんばんは、食彩アドコムです。
バレンタインデーだった昨日は、わたしの家の近くは最高気温が18℃まで上がり、すっかり春の陽気となったので、土づくりを。
ただ、明後日17日は最高気温が6℃の予想。「少し春の兆しは感じたけどまた寒くなる」というまさに三寒四温、体調に注意しなければですね。
今回、3月以降に春夏野菜の苗(又は種)を植えつける菜園計画の検討と、第2回目の土づくり。
第1回目はこちら、「寒起し」。
土づくりのスケジュール
第2回目と言ってるけど、第3回目もあるの?といつまで土づくりをするのか? ということで、スケジュールはこちら。
■ 第1回目(寒起し)1月9日に実施。
冬の寒さを利用して病原菌を死滅させ良い土にリフレッシュするための作業で、土の深さ約30cmにスコップを挿し込んで土を掘り起こします。
■ 第2回目(苦土石灰でpH調整)2月14日に実施。
(投入後1~2週間程度寝かせます)
酸性に傾いた土壌のpH値を矯正するための作業です。
■ 第3回目(腐葉土投入)2月28日に実施予定。
(投入後1~2週間程度寝かせます)
土壌の改善や微生物の繁殖を促すための作業です。
(たい肥は、動植物由来の有機物を発酵したものなので、わたしは使用しません)
苦土石灰を投入する理由
初心者のわたしは、土は耕し腐葉土と米ぬかは混ぜ込むものの、極力何も手を加えたくないと思っていてこれまで肥料も農薬も何も加えず野菜を育ててきました(米ぬかは肥料のうちに入るかも?😅)。
しかし、やはり少し育ちが悪い。
そう思っていたところ、隣で畑作業をしているオジサンが、「肥料をあげないで野菜が育つ訳ないやろ。楽しければ好きなようにすればええけど。ただ、ここら辺は酸度が強いからせめて苦土石灰は撒いとけや。悪いこと言わへんし。」と。
ということで、苦土石灰の成分と効果を調べて、ホームセンターへ。
苦土石灰の成分
炭酸マグネシウムと炭酸カルシウム。
原料は天然の鉱物ドロマイトで、粉砕し熱処理したもの。
有機JASマークもありオーガニック栽培にも使っている自然由来の成分。
まーいっか。
有機JASマークもあるし、オジサンが「悪いこと言わへんし」とそこまで言うなら。
苦土石灰の効果
苦土石灰は、酸度に傾いたpHの矯正だけではなく、カルシウムとマグネシウムの補給にも役立つ。カルシウムは、植物の根の発達を促し株全体を丈夫にし、マグネシウムは、リン酸の吸収を助けて植物内の酵素を活性化させる効果があります。
苦土石灰を投入
本来は、土の酸度を計り苦土石灰を適量投入するべきですが、オジサンが「このぐらいの広さに一握りや」と教えてくれたので、酸度計を買わず言われるがまま従う。
だけど、苦土石灰を土にすきこむ時に思ったことは、寒起しの効果は抜群なこと。
土がフカフカになっている。
また、10㎝以上の大型ミミズが5匹も出てきた! ということは上手に土が育っているといこと。
ミミズは3匹をコーヒーかすの中に移動。今後が楽しみです。
で、苦土石灰投入後、土を耕して1~2週間待つことに。
移植も同時に
今回、実は春夏野菜の苗(種)を植えるため、ナバナやブロッコリーなどを別の畝に移植しました。
2度目の移植ごめんなさい。今度もすくすく育ってください。
移植後はこんな感じ、左は全て玉ねぎです。
最後までお読みいただきありがとうございました。