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【滋賀県】朝ドラ「スカーレット」ロケ地を訪ねて

NHK朝ドラ第101作戸田恵梨香さん主演の「スカーレット」は、滋賀県甲賀市信楽が舞台。
ちょっと足を延ばして、コロナ禍に励まされた思い出の「スカーレット」が撮影された場所を訪ねてみた。

その信楽と言えばドラマの舞台「信楽焼」で有名、日本六古窯※のひとつ。
※日本六古窯:古来の陶磁器窯のうち、中世から現代まで生産が続く代表的な6つの産地の総称(信楽焼、瀬戸焼、常滑焼、越前焼、丹波焼、備前焼)

「信楽焼」は狸の置物で有名だけど、さすがに多くの狸(置物)に出会うことが出来るんですよね。


信楽駅前

先ずは、信楽高原鐡道信楽駅を見学。
さすが信楽、駅前にはハロウィンの衣装を纏った巨大狸がお出迎え。

信楽高原鐡道 信楽駅前
ハロウィン衣装の狸


信楽伝統産業会館

先ずは、信楽観光に必要な情報収集のため、「信楽伝統産業会館」へ。
そこで、信楽焼の歴史や魅力について楽しく学べた。

運搬車ダイハツミゼットも展示
登り窯の説明
何故、信楽は狸で有名か?

信楽は何故たぬき?

一般的にたぬきは、「他を抜く」という名前から「商売繁盛」の縁起を担いで狸の置物をお店の前に置いてあることがよくありますよね。

信楽では、それに加えて、たぬきのカタチは「八相縁起はっそうえんぎ」とよばれる縁起を表現、縁起担ぎが込められているといいます。
思わず買いたくなっちゃいますね。

  • 笠:災難を防ぐため普段から準備

  • 大きな目:まわりを見渡し気配りができるよう

  • 笑顔:お互いに愛想よく

  • 大きな腹:冷静さと大胆さを持つよう

  • 徳利:人徳を身に付けるよう

  • 通い帳:信用が第一

  • 太いしっぽ:何事もしっかりした終わり方を

  • 金袋:金運がよくなるように


宗陶苑

約18,000㎡という広大な敷地内に、江戸時代に築かれた11室もある日本最大規模の今でも現役で年2回焼成する大きな登り窯がある。
スカーレットで数多くの場面を見ましたね(宗陶苑はスカーレットだけでなく数多くの番組に取り上げられています)

車止め

宗陶苑に着き車を駐車しようとすると車止めが可愛い

可愛い車止め
車止めのアップ、可愛い犬

のぼり窯

敷地内を見学させてもらうとまずは登り窯に圧倒される

のぼり窯(火袋付近)
のぼり窯を覗いてみる
11室あるのぼり窯を横から見ると
のぼり窯の室内の様子

たぬきの置物、他

敷地内は見ていて飽きない

狸、狸、狸
それぞれのたぬきは同じようでもよく見ると同じじゃない
来年の干支、巳の置物
猪、兎、辰、など干支の置物がならんでた


丸熊陶業

「ロケ地」との表示を見ながら見覚えのある煙突と工場に到着。
工場を覗いていると、そこで陶芸家の方が積極的に案内してくれた。そして仕事中にもかかわらずコロナ禍の撮影時の裏話も、、、なんと優しい方なんでしょう。

ロケ地という看板を見て、ドラマで見覚えのある煙突に向かう
案内の通り工場ロケ地へ
丸熊陶業全景
スウェーデンから来た観光客と一緒に作業を見せてもらった


カフェ

のぼり窯カフェ

奥田忠左衛門窯では約90年前に作られた登り窯の中、それもスカーレット色に焼成された内壁に非日常を感じながらお茶を飲むのも時には良い。
登り窯の中に入れるのはココだけかも?

なんだか洞穴に入るような非日常的な空間
のぼり窯を上から見る、かなり急な坂道


Ogama

Ogamaは、400年以上続く信楽焼窯元のカフェ。
ここでは、登り窯を眺めながら信楽を堪能してくつろぐ。

Ogamaカフェ


朝ドラ「スカーレット」

今回、約5年前のコロナ禍で困難な時期に撮影配信された朝ドラ「スカーレット」のロケ地を堪能してきました。

「スカーレット」に関する情報を添付しますので、よかったら思い出してみてくださいね

最後までお読みいただきありがとうございました。

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