【食育シリーズ】なぜ？！給食は食べるのに家では食べないPart.３
給食だと食べる理由
３回に分けてお伝えする【食育シリーズ】
給食だと食べる理由
１.「給食は大量調理だから美味しい」
２. 「みんなが食べているから食べる」
について、お話してきました。
前回の記事をご参照ください。
３回目は、「調理法・加熱」についてです。
３. 調理法・加熱がポイント
給食は大量調理なので、食中毒を防ぐために基本的に生ものは提供していません。（※ その施設、食材によって異なります）
加熱によって死滅する食中毒菌が多いため、衛生管理のために「加熱」という方法を取りますが、施設によっては加熱以外の殺菌法を取り、生ものや、生野菜を提供しているところもあります。
私が勤めていた保育園は、きゅうり、トマトも加熱するので、慣れない時は、
「きゅうりも茹でるのかぁ～」
と言う気持ちもありました。
しかし、これは食中毒予防以外に、野菜嫌いの子でも食べやすくなる効果があるのでは？
と思うようになってきました。
例えば、きゅうりですが、
生のきゅうりは、独特の青臭さや苦味がありますよね。
大人になると、あまり感じなくなりますが、子どもは敏感なので、そこで嫌な思いをしてしまうと、
野菜＝苦い、美味しくない、食べられない
と、野菜嫌いに繋がってしまうことがあります。
まずは、食べやすくしてあげる、という意味で「加熱する」のは効果があるのでは、と思っています。
給食では食べる理由、３回目は、
加熱して苦味、えぐみが軽減されているから、というお話でした。
加熱することによって低下してしまう栄養素があるのも事実です。
が、まずは間口を広げて、食べられるようになったら生野菜にもチャレンジしていく、そのように段階を踏んでいくと、上手にステップアップできるのではないかと思います。
やってみました！効果ありました！効果なかったです！など、お気軽にコメントお寄せください。
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