見出し画像

お酒は「飲める酒」が良い?!

https://stand.fm/episodes/628193df4be6050007c28903

「お酒はぬるめの燗がいい」八代亜紀さんの「舟唄」出だしのワンフレーズで有名ですが。これが分かる方は同世代〜でしょうね。(≧∀≦)


お酒の話ではなく、料理の話

料理に使うお酒。
コクを出したり、魚、肉の臭みを取ったり、で料理酒が使われると思いますが、この料理酒、実は飲めないお酒という事をご存じでしょうか。
料理酒と書かれて売られているものには塩が1%以上添加してあります。
「え?本当に?!」と思われた方は、今すぐキッチンへ行って料理酒の原材料表示見てください!(笑)

これは酒税法の関係で、飲めないお酒(塩添加)にする事で酒税法の対象外となるため安く販売できるのです。

原材料表示を見る

「酒」に塩が入っているとは思いませんから、気づかないうちに塩分を摂っている事にもなります。
料理酒の中には、「料理のための清酒」などと記載され、塩分が入ってないものもありますが、安価な料理酒は塩が添加してあるものがほとんどです。ですから料理に使うお酒は、飲めないお酒ではなく、飲めるお酒を選んで頂きたいです。
お酒の味を楽しむために飲む訳ではないので、いわゆる良いお酒、高価なお酒である必要はなく、お手頃価格のお酒で十分です。

みりんとみりん風

これはお酒だけでなく、みりんにも言える事です。
みりんには、本みりんみりん風調味料、みりんタイプがあります。本みりんは主に、米、もち米、米麹、醸造アルコールが原材料で酒の一種ですから、アルコールを含み、甘みや風味は熟成によって生まれたものです。
それに対して、みりん風調味料は水あめなどの糖類やアミノ酸などを混ぜ合わせて作られていてアルコールはほぼ含まれていません。
みりん風調味料、みりんタイプは、先ほどの料理酒と同様、酒税法の規制を受けないので安価に手に入りますが、あくまでもなので、やはり旨みが違います。

価格を見て安いから!という理由だけで決めずに、原材料表示を見て確認する癖をつけると選食力(せんしょくりょく)がついていくのではないでしょうか。

▽公式LINE作りました!

▽管理栄養士しょくみofficial site

▽stand.fm大人の給食室

▽Instagram
https://instagram.com/shokumi_tasty_beauty/
▽YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBcqA5oOWwn5BmzrIl73g9A
▽Twitter
https://twitter.com/shokumi3

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?