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ちょっと冒険していたんです。

大きな案件がやっとこさ一息ついてきた。

それは、なんのことはない自分でやりたいと手を挙げたことだったのだけれど、大変だった。

よく、「好きなことを仕事に!」なんていうので、それがいよいよきたか!と、興奮するような案件だった。しかし、物事を遂行する過程自体に人がたくさん関わってくると、もう、そのことが「私なんぞに手をかけていただいて申し訳ない」と思ってしまって逃げ出したくなるのだった。

だいたい、よく考えると「好き」と、「嫌い」がよくわからない。

「好き」と思っていたことも、仕事として請け負ってみると、逃げたいような感情に襲われて、夜中に目を覚ますこともしばしば。

しかし、かつての私は、お恥ずかしながら「あー。なんか良いことないかなあ。誰かが私を発見して、パンパカパーン!!あなたが1000年に一度の逸材です!みたいに急に救われるって事はないかなあ。」って、思っていた。あの頃の自分に戻るのは、絶対に嫌なのだった。

なので、ガッツガッツ一歩一歩やってやりました。なるだけ自分の感想は挟まず。淡々と。

電話でひどい対応を受ける。アポを忘れられる。直しの原稿がこれでもかと返ってくる。連絡がないと思ったら、至急!とせっつかれる。

この時に、私の感情は全部オフにした。私の今までの行いがよかった悪かったとか、因果関係とかカルマではない!

全ては事務仕事。こんにちは!お世話になっております。連絡して対応して、お礼を言って、引き続きよろしくお願いします!

そうしていると次第に、担当の息子くらいの男の子と同志感が芽生えてきた。実際にお会いする事なくズームでの打ち合わせからいろんなことが進んできたのだが、思えば、そんな事もなんだかやりとりがギクシャクしてしまっていた原因で、分かり合えるのに時間を要していたのかもしれない。

相手のある事ならなおさら、座って良い子にして万事がうまくいきますようになんて、お祈りしてるだけじゃダメなんだ。気にかかっている事ならば、さっさとやっちまうに限る。

行動するとレスポンスのある世界。これ、おもしろいなあ。私は選ばれたお姫様なんかじゃなくて、荒れた地面を開墾しながら一歩一歩進む雑草の民だったのだ。

ハイ。で、やっとnoteに帰ってきました。

何を書いていこうかな。うきうき。




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