ヲタクの集いComi Con Berlinへ行ってきた話。
先週末、こっちの専門のヲタクではないのですが（専門ヲタクはSMAP）
なんか気になったので、ヲタクの集い、Comi Con Berlinへ行ってきました。
どうだったか音声で聞きたい方はこちら。
#0177 ベルリンのコミコンに行ってきた話
当日は、めっちゃ雨。そして寒い。
素敵な天気の中、会場、STATION Berlinへ。
この会場は、だだっ広い倉庫みたいな感じで、
いろんなイベントで使われるのですが、
以前行ったギークな集いMaker Fair Berlinも、この会場でありました。
ちなみにComi Conは土日あるのですが、
チケット1日券は、25EURです。
久々に来たけど、会場やっぱ広い！！
さぁ、ウロピーしてみよう。
露店のような人形のくくりつけ。
ポケモンの人気は、やはりワールドワイド。
こんなのが売れるんですか？というような、
謎の韓流グッズやアジアのグッズもたくさん。
よくわからないけど、どさくさに紛れて、福袋も販売されている。
海を渡ってはいけない、日本が生み出した変態グッズも堂々と販売されていたよ。
もちろん、ドイツ語に翻訳された日本の漫画もずらり。
「君の名は。」のドイツ語も。
普段、ドイツの本屋に漫画ってほとんど置いてなくて、
（あったとしても、かなりひっそり）
こんなに日本の漫画をドイツで見たのは初。
日本漫画大好きなドイツ人たちは、心の底から興奮するのかな。
ちなみに、ドイツでの単行本の値段は7EUR (820円くらい)。
紙の値段も日本より高いだろうし、翻訳代もかかってるから高いですね。
こういう、欧米のComicは
サイズがちょっと大きくて、全面フルカラーで15EUR。
無論、ジャパンカワイイ、とかマンガ！とかだけでなく、
アメコミワールドも会場には満載です。
王道のフィギュアとか。
やっぱりスターウォーズ！！！
ここで記念撮影可能。
スターウォーズコスの人もたくさん。
アメコミもたくさん売れれてて、
（こういうシーン、海外ドラマとかシンプソンズで見たな）
古本マンガもたくさんあり。
1EURとかから売れれていました。
ディズニーのマンガもたくさんありました。
ディズニーってマンガこんなに出してるのね、知らなかった。
その場でマンガ描きながら売ってるアーティストも。
アメコミ調の絵が、むっちゃくっちゃうまい！
日本のヲタクっぽいイラストを描く人と、
アメコミとか映画のコンセプトアートみたいな絵を描く人、
2つのトーンの人たちがいる印象でした。
他にも、会場には、中二っぽいグッズがたくさん。
ネオンで光るPC。
見た目イカチくて何かわからないけど、なんかすごい。
つるぎも売られている。
なんか、スネイプ先生らしき人が、お酒を販売！！
なんか特殊な魔法を入れたお酒を出してくれるのでしょうか。
けど、なぜか、器がツノ。
私は全然わかんなかったけど、
会場にはハリウッドの俳優・女優もきて、登壇していたとのこと。
海外ドラマ、ゲーム・オブ・スローンとか、こっちで圧倒的人気ですからね。
コスプレーヤーもそこそこいました。
乳とお尻がすごい、バズ・ライトイヤー。
こっちの人のコス、日本とは違うベクトルで本気！
ナルトとか、ドラゴンボールコスも見かけました。
ハリーポッターとかロードオブザリング系のコスの人は、
実写俳優すぎて、ほぉ！！！ってなります。
日本人だからかわからないけれど、
ドイツ人のヲタクに話しかけられて、なぜか写真を撮ることに。
私は、日本のコミケに行ったことがないので、日本と比較できないですが、
日本のヲタクカルチャー、韓流、MARVEL、ハリーポッター、ディズニー、スターウォーズなどがごっちゃに混ざって、大集合したようなイベントでした。
アメコミノリの方が、日本のヲタクっぽい人たちより多かった印象ですかね。
会場に着いてすぐは、AWAYすぎてどうしよう、と思ったのですが、
日本のコンテンツを愛している人たちが
世界中にはこんなにたくさんいるのだな、と実感し、
胸が熱くなりました。
意外と日本のアニメって世界中で放映されていて、
みんな子供の頃それを見て育ちます。
（中東の友達も、ちびまる子ちゃんを見て育ったらしい！w）
お弁当があるとか、おにぎりの存在とか、制服、日本の日常風景、
そんな、日本のカルチャーを知るきっかけは、ほとんどそのアニメからです。
日本は物理的な距離もあり、文化もだいぶ違うので、
欧米、中東圏から見て、憧れかつミステリアスな国なのです。
日本に行きたいんだ！！っていう外国人はたくさんいるし、
日本食が嫌いな外国人に会ったことは、今まで一度もないです。
みんな日本食、ラーメン、お寿司が大好き。愛されているよ。
日本のニュースを見てると、
暗くなること、世界から見てハズいことがたくさんあるのですが、
外から見てカッコイイ部分、我々しか持っていない独自性、コンテンツって
実はたくさんあるので、
日本国を卑下せずに、イケてる国にもっともっとなってほしい、って
ベルリンから思います。
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