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【旧:2020年】大切な人を応援できる自分になるために、コーチになりました

こんにちは。ひだまるです。
これまでも色々なことに挑戦させてもらっていた私ですが、今回『じぶんを”スキ”でいる人生を』をコンセプトに、コーチとしてお仕事をはじめました。普段考えていることを記録することもあまりないので、この機会に今の気持ちを綴りたいと思います。

どのようにしてコーチングに辿り着いたの?

取り組み方は変わっても、変わらない私の想い

6年前、私は宇宙飛行士を目指していました。
1年半前、私はエンジニアとして働いていました。
1年前、セルフパートナーシップBOOKという、10代20代向けメディアを共同代表として立ち上げ、今も運営しています。
そして今、コーチとしてお仕事を始めました。

こうしてみると、様々なことに取り組んではきましたが、全て自分の中にあるブレない想いに基づいているな〜とあらためて思います。
実はその想いが何かをずっと明らかにできずにいたのですが、がむしゃらにも挑戦を重ねるうちに、少しずつ言葉にできるようになってきました。

その想いとは、

自分の”スキ”を大事にできる人を増やしたい

です。自分の”スキ”を追求するというと、自分勝手なイメージがあるかもしれません。けれども、人は自分の”スキ”をちゃんと大事にできて初めて、他のひとの大切なものや幸せを心から応援できるようになります

▷ どうやって自分の”スキ”に気づいたのか

これも結構聞かれるのでここでお話します。6年前、高校を卒業した私は、科学の力で人をワクワクさせられるようになりたいと思い、小さい頃から惹かれていた宇宙について本格的に学び始めました。同時に、科学の力で本当に人の好奇心を引き出せるのかを知るために、日本やカンボジアで、科学の面白さを小さい子たちに伝える活動にも取り組みました。
それらの活動を通じて、2つ強く印象に残ったことがありました。

①宇宙という切り口だけでは、みんなのワクワクを引き出すのは難しいこと
②多くの人は子供時代にワクワクする”スキ”なことをもっているのに、大人になるにつれてなぜかそれを見失っていること

そこで、宇宙という枠に捉われず、人が小さい頃から持っている”スキ”を活かすことに目を向けました。その時の私には、個人の可能性を最大限引き出すためには、誰もがテクノロジーを活用できる環境が必要不可欠だという確信をなぜかもっていました。そこで私はプログラミングを学び、テクノロジーについて詳しくない人にもテクノロジーの活かし方を伝えるための取り組みを重ねました。
ところが、そんな活動を続けるうちに、新たな気づきが生まれてきました。それは、

”スキ”に気づいた人がその実現環境や方法がなくて困る場合よりも

”じぶんのやりたいことがわからない”
”じぶんの感情に正直な選択ができない”

というもやもやを持ったまま大人になり、
”スキ”に気づけなくて立ち止まってしまう場合の方が多い

ということでした。

思えば、やりたいことを実現する方法は誰かに教えてもらったり先人の知恵を借りて見つけられる環境が整ってきています。
でも、何を自分はやりたいのかは誰も教えてくれません。
「自分のあたまで考えて、自分で決める」必要があります。

そのためには、『じぶんの”スキ”を知り、大切にできるマインド』こそ私たちに必要なんだと強く思いました。このことに気づいた時から、”スキ”を活かす環境づくりの前に、”スキ”に向き合える環境づくりに焦点をあてるようになりました。

そして、”スキ”に向き合える環境づくりのために、ちょうど1年前、『自分自身をまずは人生最高のパートナーに』というコンセプトで、同世代向け人生ガイドブック(通称セルフパートナーシップBOOK)となるメディアを立ち上げました。お金、キャリア、暮らし、性生活といったテーマについて、(選択肢を広げる為の知識やリアルな経験の)学校では教わらないノウハウやインタビューの記事を発信したり、自分を知るためのワークショップ等をやったりしています。インプットするだけでなく、自分にどう活かしていくかまで考え抜けるので、自分の”スキ”探しにもやもやしている人にとっては本当におすすめです。

ただ、私の中に、この活動だけでは満たせない想いがあるのも確かでした。それは、この活動が

”一人一人の期待や悩みに向き合えているだろうか”
”届けたい人にきちんと届けられているだろうか”

という問いに確信を持って進むことでした。だから、
”スキ”を大切にしたい人の感情一つ一つとより真剣に向き合い、応援するために、コーチになることを決めました。

※コーチング自体については、以下の記事がとっても参考になります!
(来月から1年間インターンをさせて頂くベンチャーのCEOの記事です)

どうやってみんなの好きを応援するの?

コーチになると決めてからは自分の学びを増やしたり、トラストコーチングスクール(TCS)でコーチの資格を取得しました。その上で、

自分の”スキ”を大事にできる人を増やすために、何をするの?

という問いに対する、私なりの答えを以下に記します。
ポイントは3つで、言葉で書くととってもシンプルですが、実際にできるようになるには訓練が必要です。

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宇宙を学んだり、プログラミングを広める活動をしていた頃の私は③にだけ目を向けていましたが、徐々に①②が大切なことに気づいてから、セルフパートナーシップの活動を始めました。そして、より一人一人の”スキ”に深く向き合い、大切な人を応援するための新たな手段としてコーチングを学びました。

”コーチングを通じて、自分が少しずつ自分を認められるようになってきた”と感じるからこそ、その価値を自分も届けていきたいと思いました。
目の前のクライアントさんがこの3ステップを自走できるようになるために、一人一人の大切にしていることと全力で向き合えるコーチでありたいと思っています。

コーチングを仕事にしようと思った理由

じゃあコーチングは今までみたいになんでボランティアでやらないの?

ということに自分自身とても悩み、考えました。自分の意思に責任をもつという意味も込め、いまお仕事としてやろうと思った理由を3点シェアします。

理由①
自分のコミュニケーションに責任をもち、対価に値する体験を提供したかったから

今まではボランティア、という形で無償の活動に沢山携わってきました。活動を通して自分自身も常に学ばせてもらっているし、教育?みたいな領域で若い世代からお金をとることはよくないことだと心のどこかで思っていました。

でも、ふと振り返ったときいつも頭に浮かぶのが、
「価値があると自分が信じているものは、届けたい相手にとっても本当に価値があるものなのか?」
という問いでした。

「無料だからどうしてものときは辞めてもいい。と心のどこかで感じている無責任なきもち」や
「自分が価値だと思っているものを真っ向から評価されることへのおそれ」
がないと言い切ることはできない。と気づいたとき、ちゃんと自分の”スキ”に向かうために、まずは自分自身のこういった気持ちを手放す必要があると思いました。

アルバイトとして働いていた頃、私はなかなか気づけなかったのですが、コーチとして自分のコミュニケーションを商品にするようになって初めて、お金を頂くことの責任の重さを強く受け止めるようになりました。

その際に大事にしていることは

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です。今の私はこの2つが相手に対する誠意・リスペクトだと信じていて、これからも大切にしていきたいと思っています。

理由②
コーチングはコーチとクライアントの双方が全力で向き合わないと価値にならないから

コーチングの主役はクライアントさん自身であり、コーチは、『答えは相手の中にしかない』というスタンスで常に向き合っています。そのため、コーチだけ頑張っても、クライアントさんの準備ができていなければ、”価値になるはずだったもの”はひとりよがりになってしまい、届きません。逆もまた然りです。

コーチとクライアントさんの両方が費やす時間に期待と責任を持ち、真剣に向き合うことで、質の高い時間が生まれます。そのため、コーチングを届ける側と受け取る側の両方が目の前の時間に全力で向き合うための1つの方法として、お仕事という形をとりました。
だから、コーチングを届けるにあたり、自分のコミュニケーションに責任をもち、目の前の方といつでも真剣に向き合える存在でありたいと思います。私自身に対するフィードバックを真摯に受け止めつつ、目の前の方が少しでも自分のことをより知りたいと思えるような時間をつくっていきたいです。

理由③
『自分の”スキ”を大事に生きるスキル』に自己投資する文化をつくりたかったから

私にとってコーチングは、自分の”スキ”を知り、大事にし続けるための一生モノのスキルである

と思っています。

コーチングを学ぶことによって得られることは書き切れませんが、自分や他者が何を考えているのかをより深く理解できるようになったり、自分が何をしていきたいかがより明確になったりします。このようなマインドで人とのコミュニケーションや自分のキャリアをデザインするスキルは、人生をより質の高いものにするために日々必要とされるものです。そしてだからこそ、身につけるなら早ければ早いほどいいと思います。

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こういったことを可能にするのがコーチングです。自分を知り大切にすることが人生において必須の価値とされ、若い世代もそこに投資する文化が広がっていけばいいな〜と思っています。もちろんコーチングだけが唯一の方法ではありませんが、今の私はコーチングという軸でその文化をつくっていきたいと思っています。

いちばん最初のお客さんは私

ここまでは、今コーチとして活動をしている経緯やそれをお仕事にした理由をつらつら書いてきましたが、私が一番最初に自分の”スキ”を大切にしてほしいと思った相手は”自分”でした。
私は、ポジティブでニコニコしているよね、常に自由で幸せそうだね、と言われることが多く、自分でも私ってそうなんか〜と思っていました。

でも心のどこかで、何かに一喜一憂することや、熱狂することのできない自分にずっと虚しさを感じていました。何かに期待した末に傷つくことが怖くて、感情をもつことを避けていたのかもしれません。無意識のうちに自分の”スキ”を殺す状態をつくっていました。そのため、自分の”スキ”を大事にできていない自分に自信が持てず、認めてあげることもできませんでした。

そのことに気づいたとき、誰かを応援する前にもっと自分の感情を大切にできるようになりたい、と思いました。
コーチとして、自分を”スキ”でいられるように応援したかった一番最初のお客さんはわたし自身だったんです。

今でも100%自分を受け入れられているか、と言われるとまだまだそんなに完璧じゃないけれど、”これからもっと自分を好きになれるかな、なりたいな”、という気持ちはもてるようになりました!

大切な人の生き方を応援できるようになるために、まずは自分を大切にできている状態を、コーチである私自身が体現し続けたいと思っています。

さいごに

ここまで読んで頂いた方、本当に本当にありがとうございます🙇‍♂️!

大切な人を応援するために、自分の”スキ”を大切にできていますか?

この問いにYESと即答はできなかったけど自分の”スキ”と向き合いたい、という方がいれば、ぜひ一緒に”スキ”を見つけ、実現していく過程を応援させてください🌷

クライアントさまが自分を大切にできる生き方を選び、目標までの行動ができるように”、本人以上に目の前のー人を信じ、サポートや応援をする

ことに責任をもって関わらせて頂きます。

→コーチングやその他相談に関しては、
TwitterインスタグラムのDM、またはHPのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください〜😌

また、コーチング講座を受けられるU30の方には現在特典もご用意しているので、ぜひ並行して活用されてみてください。

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