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【社員インタビュー】MF創業のもう1人の立役者、COO片岡ってどんな人?

※この記事は2020年1月に弊社コーポレートサイトに掲載したものです

こんにちは!広報の松田です!

広報活動を始めて約4か月、ありがたいことに、少しずつメディアの方からご取材いただく機会も増えてきました。

取材の際、インタビューをしていただくのは会社の代表であるCEOが中心で、他の経営陣が表に出ることって少ないんです。

そこで今回からは、MiddleFieldのことを皆さんにもっと知っていただくべく、経営陣インタビューを決行!

第1弾として、COOである片岡にインタビューしてきました。

MFにジョインする以前の経歴から今後の目標まで、たっぷり語ってもらいましたので、ぜひ最後までご覧ください!

COO プロフィール
片岡 伶介(かたおか りょうすけ)
1989年生まれ。北海道出身。
高校卒業後、富士重工業株式会社(現:株式会社SUBARU)に開発エンジニアとして入社。自動車の研究・開発に携わる傍ら、自らスポンサーを獲得しレースにも参戦。
同社を退社後、不動産営業やコンサルティング等、様々な事業を経験。
自分の設計した車でレースをしたいという思いを実現させるべく、2016年3月、MiddleField株式会社にCOOとして入社。

クルマが好きになったSUBARU時代

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ー片岡さんは、高校卒業後、自動車メーカーのSUBARUで働いていたんですよね。

片岡:そう。僕が通ってたのは工業高校だったんだけど、就職か進学かって考えた時に、当時は「学ぶ意味ってあんまりないな」と思っていて(笑)

工業高校って社会人経験がある先生も多くて、そういう先生たちの話を聞いてたから、大学よりもリアルな場の方が勉強になるんじゃないかって思ってたんだよね。

ー自動車メーカーを選んだ理由は、当時からクルマが好きだったからですか?

片岡:いや、クルマを好きになったのは免許を取ってからなんだよね。自動車メーカーを選んだのは、あんな1tを超える大きいものを人間が動かしてるってすごいなって思ったのと、ものづくりがしたかったから。

それで就職先の一覧を見てたら、SUBARUの開発職の募集がたまたまあって、ラッキーって思って応募したのが入社のきっかけ(笑)

ー実際に入社してみてどうでしたか?

片岡:周りは東大とか早慶とか、あとは高専卒とかの頭いい人たちばっかりだったから、もう地獄だよね。まずは算数とか単位の勉強から始まったもん(笑)

当時は開発周りの業務効率化をやってたんだけど、3年目の時に部署移動になって。元の部署の仕事がこれから面白くなるところだったからテンション下がっちゃって、何か面白いことないかなーと思って始めたのが、ヴィッツレースなんだよね。自分でローン組んでヴィッツ買って、スポンサー営業とかも自分でやってた。

ーその頃にはもうクルマ好きになってたんですね!

片岡:そう。当時はインプレッサに乗ってて、タイヤとかホイールとかサスペンションとかを自分でカスタムしたりとか、山とかサーキットとか走りに行ったりとかしてた。


波乱万丈!不動産営業マン時代に知った「自分の思考の癖」


ーそんなクルマ好きの片岡さんが、SUBARUをやめたのはどうしてなんですか?

片岡:単純に、独立しようと思って。レースのスポンサーさんが社長ばっかりだったから、「東京行って起業すれば儲かる」って思ってた。

それで東京に出てきて、知り合いがやってたホームページ制作の受託会社の営業を手伝い始めたんだよね。まあまあ上手くいってたんだけど、社長がある日突然消えちゃって(笑)

ーええ!?会社はどうなったんですか!?

片岡:よくわからない状態になった(笑)それで、手伝ってただけのはずなんだけど、僕がエンジニアさんの就職先を探したり、クライアントの新しい受託先を探したりしたね。で、めちゃめちゃ借金を背負って、まじで本気でやらないと死ぬ!と思って。

そのタイミングで、「お兄さん、営業とか興味ありますか?」って、不動産会社のスカウトの人に突然声かけられたんだよね。別に営業やりたかった訳じゃないんだけど、人事の人がめちゃめちゃ楽しそうに会社のこと語ってたのと、社長が「うちでやりたいことやればいいじゃん」って言ってくれたから、入社することに決めた。で、そこからがまた地獄の日々だよね。

ー2回目の地獄ですか!?

片岡:うん、3か月でその会社やめてるからね(笑)朝だから、テンション低く朝礼出るじゃん。まず怒られるの。「リョウスケ、どうした?」って。

で、当番制で気づきとかをシェアするんだけど、ネタがないから「そんな毎日話すことありません」って言ったら、今度は「リョウスケ、ないとかじゃない。見つけるの!」って(笑)

そこから、当番制のはずなのに、僕だけ毎日やらされた(笑)

ーなかなかハードな朝礼ですね(笑)

片岡:でも、そうやって言われて「なるほど、探すことが大事なんだな」って思った。例えば「赤信号って、なんで赤なんだっけ?」って当たり前のことに対して疑問を持って、考えることで、自分の感性も鍛えられるしね。

あとは、今までの自分がいかに他者を受け入れずに、閉ざした人生を送っていたかっていうことに気づいた。朝礼一つとっても「意味ない」って勝手に決めつけてたし、「この人はこういう人だ」「だから自分はこう思われてる」って勝手に判断して、人に頼るってことができなかった。

でも、それって全部自分が勝手に決めた限界なんだって気づけたのは、大きな収穫だったな。

あと、この頃はめちゃめちゃももクロ(※ももいろクローバーZ)の曲に励まされてたね。

ー片岡さん、昨年末もクリスマスのライブ参加してらっしゃいましたよね!

片岡:この頃からずっとももクロ聴きながら仕事してるし、もはやももクロはビジネスパートナーだね(笑)


CEO中山の第一印象は「遅刻」!?

ー会社を辞めたあとは、コンサルの仕事をしてたんですよね。

片岡:そう。不動産会社での経験を経て「人に頼る」っていうことを覚えたからこそ生まれたご縁で、飲食店のコンサルをやってた。1日で15件とかの店舗を回らなきゃいけなかったから、家には2週間に1回くらいしか帰れなかったし、ほとんど寝ないで働いてたんだよね。

借金を返す目途が立ったあたりで、「これをずっとやるのは無理だ、やっぱりクルマに関する仕事がしたい」って思って、空き時間にMotorzを作ってた。そんなときにSNSで出会ったのが中山だね。

ー社長の第一印象はどうでしたか?

片岡:初めて会った日、待ち合わせ時間に行ったのに来なかったんだよね。「最初から遅刻ってこの人なんなんだろう」って思った記憶がある(笑)

ーそこから何回か会う中で、お互いの作りたい世界観というところで共感しあったんですよね。

片岡:そう。あとは一緒に事業コンテストに出たりもしたんだけど、中山って僕の限界を指摘してくれる人だって感じたんだよね。で、コンサルの仕事は1ヶ月でなんとかするから、一緒にやろう!ってなった。


MiddleFieldは「メンバーに寄り添っている会社」

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ー創業時からMFをずっと見てきた片岡さんが思う、MiddleFieldの魅力とはなんですか?

片岡:1番の魅力は「メンバーに寄り添ってること」じゃない?

メンバーがやりたい施策は頭ごなしにダメって言ったりしないし、基本はやってみてから考えるスタイルだし。

ー確かに!私も働いていて、チャレンジをさせてくれる会社だと感じます。他にはなにかありますか?

片岡:中山(※CEO)と恩蔵さん(※CSO)、あたるん(※CTO)っていう経営陣がいるところかな。あとは投資家さんもすごい方、って言ったら偉そうだけど、尊敬できる人ばっかりなんだよね。MiddleFieldって、いるだけで視座が上がる会社だと思ってる。


自分で動いて、結果を出してくれる人と働きたい

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ー片岡さんがこれからMiddleFieldでやっていきたいことはなんですか?

片岡:COOの仕事って、中山と恩蔵さんが自由に動ける土台を作ることだと思うんだよね。失敗しても死なないレベルを見極めるというか。

だから、その役割は全うしつつ、あとは今まで通り、やっていきたいことをやっていくだけかな(笑)

ー片岡さん個人としてはいかがですか?

片岡:うーん、めちゃくちゃ優秀な人と働きたい!さっき、MiddleFieldって人に恵まれてて、いるだけで視座が上がる会社だって言ったけど、そういう人を増やしていきたいよね。

ー片岡さんの思う「優秀な人」とはどんな人ですか?

片岡:それは、恩蔵さんみたいに勝手に動いて、勝手に結果出してくれる人でしょ!会社って結局は「人」でしかないし、そういう人と仕事してると自分の枠がもっと拡張されるしね。


愛車は「いなくなったら嫌」な存在

ー最後に、少しプライベートのことも聞かせてください!お休みの日はどんな風に過ごしていらっしゃいますか?

片岡:休みの日はクルマ乗ったり、ゴルフ行ったり、本読んだり、美術館行ったり、マンガ読んだり、とかかな。

ー今の片岡さんの愛車は、MotorzのYouTubeチャンネルにも登場していましたよね!

片岡:そうそう。ヴィッツレースで乗ってたクルマだから、サーキットとかもめちゃめちゃ走ってたし、手足のように扱えるというか、知り尽くしてるっていうか。「いなくなったら嫌だな」って思うクルマは、あのクルマが初めてかも。

ー片岡さんの「クルマ愛」ってあまり深く聞いたことがなかったので、新鮮です!それから、マンガを読むイメージがあまりなかったので意外でした。お気に入りの1冊はありますか?

片岡:何度も読み返しているのは「宇宙兄弟」。お気に入りの名言があって、「俺の敵は大体俺です」って言葉なんだけど。これってまさに「自分の限界は自分で決めてる」っていうことを表している言葉だと思う。

みんな、自分の敵って他人だと思ってるんだよね。だって人からどう思われるか?をすごい気にして生きてるじゃん。でもそれってあくまで自分が作った他人の評価基準だから。

ーまさに不動産営業時代に気づいた「自分の思考の癖」が、そのままセリフになっているんですね!今回はインタビューのご協力、ありがとうございました!


あとがき

今回はCOOである片岡のインタビューをお届けしました。

CEO以外の経営陣のインタビューを、こうして社外向けに発信するのはほぼ初の試みです。

MiddleFieldの舵取りをする経営陣がどんな人たちなのか、皆さんに知っていただくきっかけになればと思います。

次回はCSOである恩蔵のインタビューをお届けしますので、お楽しみに!

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