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試しに海外で働いてみたい!という人にはもしかしたらおすすめかもしれない制度

小さい頃からいつか海外に住んでみたい!と思っていた。

でも「よし、海外に住むぞ!」と決意しても、大抵の人がまずぶち当たる壁が、ビザはどうする?留学?ワーホリ?家は?仕事は?という現実的な問題。

当時の私も同じ問題を抱えていた。

どうしても海外の大学で勉強したい分野があるわけではない。
美容師やパティシエのように手に職があるわけではない。
いきなり現地に赴いたところですぐ仕事が見つかるとは思えない。

そこそこ真面目に勉強して、そこそこいい大学にも通ったくせに、とりあえずちょっとフランス語が話せるだけで、何の特殊技能も、具体的にやりたいこともなく、ただ会社辞めてフランス行きたい!と考える自分が嫌になった。

ワイン農家に弟子入りする、とかタイにマッサージ師修行に行く、とか割と本気で考えたり(笑)(興味はあるけどね!)

そこで思い出したのが、大学1年生の時にフランス語の授業で先生が話していた、「在外公館派遣員制度」だった。

在外公館派遣員制度は、各国の我が国在外公館(大使館、総領事館等)に民間人材を派遣し、語学力を生かして主に後方支援的な業務に従事してもらう制度であり、外務省の委託を受けて現在は社団法人国際交流サービス協会が「在外公館派遣員」の募集・選考を行っています。           ー在外公館派遣員制度について|外務省

派遣員の契約期間は2年間。

語学が生かせて、給料がもらえて、おまけに身分も保証されているので、
試しに海外生活をしてみるには、なかなかいい制度だと思う。

もちろん仕事なので、大変な時もある。

でも、当時モヤモヤ悩んでいた私の背中を押して、海外に出るチャンスを与えてくれたことに間違いはない。

ワーキングホリデーなどに比べると、知る人ぞ知る、という制度なので、実際の業務内容や試験情報は、経験者の口コミに頼るしかないところがある。

私自身、先生の話をふーん、と聞いてはいたが、身近に受験した人がいなく(一応外国語大学出身なので、大学の友人を辿れば絶対誰かしらいるはずなのだが、当時の私は知り合いに聞いて回る元気もなかった。笑)、ネットに落ちている数少ない情報に頼るしかなかった。

派遣員の任期中や終了後、知り合いの紹介を通じて、話を聞きたいと連絡をいただく機会も増えてきた。当時の私と同じように会社帰りの電車内で、携帯でポチポチ検索している人にも、何か有益な情報が届けられるよう、少しずつ私の経験談も残していけたら、と思う。

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