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単語のレベルは関係ない、その人に必要かどうか
モデル・女優の杏さんが出演されているフランス特集の番組を見ました。
昨年、お子さんと一緒にパリに移住した杏ちゃん。
ご自身のYoutubeでもフランス生活の発信をされていますね。
今回の番組はガレットの作り方、タンゴのレッスン、郷土料理など現地でフランス人に弟子入りする、という構成だったのですが、フランス語で地元の方とコミュニケーションをとるシーンもたくさんありました。
おそらくお子さんと一緒にフランス語勉強されているのでしょうか、ちゃんとフランス語でコミュニケーションとれていてすごいですよね!!
でも「あ、フランス語話せるのねー!」って急にぐわーって話されたり、微妙に話が盛り上がらなかったり、みたいなちょっと生々しい「海外在住あるある」もひっそりと繰り広げられていて、激しく共感するとともに「杏ちゃんんんん、がんばれー!」って気持ちにもなりました!異国の地でほんとすごい!
会話のシーンの中で「お!」と思ったのが、「なぜパリに来たのか」とフランス人に質問されたときに、お子さんのお話をされていたのですが"Jemelle(双子)"という単語がサラッと出てきたんですよね。
これ決して初級単語ではないし、なかなか教科書にも出てくるような頻出ワードではないと思うのですが、お子さんについて話すときに何度も双子と説明する場面があったんでしょうね。自分にとって必須ワードだからこそしっかり覚えていてすごいな!と思いました。
また同じように感じたことが別の機会でもあったんです。
先日私が主宰しているフランス語サークルのZOOM会があったんですが、そこで「ホタルイカ」というワードが飛び出したんですね。
ZOOM会の詳細レポートはこちら→https://www.salutlemonde.com/zoom-report-20230409/
これは地元の話をしてもらった時に出てきた単語なんですが、その場の誰も(ネイティブでさえも。笑)ホタルイカをフランス語で何て言うかわからなかったんです。
普通の生活の中ではおそらくなかなか遭遇しない単語ですけど、自分の地元について話すときに必ず出る単語だとしたら、覚えておいた方がいいですよね。(ただし、フランス人がそれを知っているかどうかは怪しいので、補足説明は必須ですが)
このように、市販の単語帳や教科書に出てくる単語を覚えていくのはもちろん必要なことなんですが、自分を説明するために必須な単語というのは人それぞれなので、「何を伝えたいか」ということをベースに単語を覚えていくと記憶にも定着しやすいし、話せることが増えていく気がするのでオススメです。
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