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業務等の仕組化は大事だけど・・・

仕組化は非常に大事だと思う。誰でも一定の品質を出せるようになり、安定的なアウトプットが可能になる。
いわゆるシステムと言われるものもそうだろうし、大きい意味ではフランチャイズ等は最たる例じゃないかと思う。マクドナルドがどこにいってもおいしい(個人差あり)と思えるのは、”仕組み”が多きいと思う。
じゃあ、仕組みつくれば解決じゃん!!
としたいのだけれど、一番大きい問題は「仕組をつくれる人がいるかどうか」
これがベスト!という仕組は存在しないと思うが、その時々の中で、自社にとって最適と想定される仕組みを作り、運用に乗せられる人をどう確保するのか。
多くの担当者は、誰かが過去に作った仕組を独自カスタマイズしていき、個別最適を進めていく。それが複雑に絡まって、ブラックボックスと化していく。
これを解決するには、誰かが一連の流れを理解し、紐解き、再度仕組み構築をする必要があるケースが多いが、責任もってそんな面倒なことをする人もなかなかおらず、人件費だけが上がっていく(業務効率が上がらない)。

このむずかしさは、
①業務を最適化していくことに課題をもっている責任者もあまりみたことない。まぁ優先順位の問題かもしれないけど。
②仕組みを作れる人って見つけるのが難しい。求人でも表現しにくいし、スキルとして可視化もしにくいのでマッチングが起こりにくい。

自分は、この仕組みを作る人の部類に入っている(ずっとやってる)はずだけど、転職した2社は、入社前に状況きいて「あー、これなら全然いけるわ」と思ったのでできているのかもしれない。
まぁ3社とも状況が似ているので応用しているだけなのかもしれないけど。
「業務を構造的に捉えて、論理的に答えをだし、みんなに協力してもらって解決する」
というのは、そりゃすべてに共通しますわな。

最後に、もちろん現場でオペレーション回す人も大事だけど、仕組をつくれる少数はすごい大事だと思うので、
そういった能力を持つ人が増えてほしいな、と思うと同時に、そういった人が報われる環境も必要だな、と思う今日この頃でした。

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