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【キャリア】新卒から3年働いた部署を離れて社内新規事業に挑戦した理由

自分は10年後どうなっていたいか。考えてみて

新卒で入社した会社で直属の先輩にある日言われた言葉だ。

結論から言うと僕はその言葉を聞いた半年後に社内新規事業部門へ社内公募を経て異動することになる

その先輩は入社時期としては私の3個上に当たり、社内ではバチバチに出世コースに乗っている

そんな先輩がどんなマインドで仕事に取り組んでいるか入社以来ずっと気になっていたのだが、その先輩が海外拠点に赴任することをきっかけにさりげなく聞いてみた
僕:「先輩の仕事に対する秘訣ってなんですか?」
就活生が初めてのOB訪問で先輩社員に対してするような、とても漠然とした質問を投げかけた(今の就活生の方達はもっと優秀だと思いますが。。。)
すると先輩から今度は質問を返された
先輩:「君の人生で10年後に成し遂げたいことは何?」

そんなこと就活生時代に擦るほど面接官から聞かれ、その度に取り繕ってきた質問だ。
恥ずかしい話だがそれまで真剣に向き合ってきたことなどなかった
続けて意外なことを言われた
「仕事じゃなくてもいいんだよ、仕事は手段だから。」

仕事は自己実現の手段。というのがその先輩の持論であった
つまり「目的を持つ」と言うのが秘訣であると言うのが先輩の回答だった
その「目的」は例えば
「30歳までに家庭を持つ」や「30歳までに海外で暮らす」でも問題ないらしい
「いつまでにどのような状態でいる」という具体的なイメージを持つことが大切とのこと

例えば「30歳までに海外で暮らす」を目的とすると
「海外赴任ができる会社へ入社する」
「海外赴任ができる部署へ配属される」
「海外赴任を任される職位に昇進する」
といった目標を立てることになる
目標に対してのアプローチとして
「TOEICを800点とる」
「昇進のためにA評価をとる」
などがあるだろう
目的に対してどのようなことをするべきか
どのような状態になっているべきか
目先の行動レベルまで分解することによって自分が目的を達成する方向に歩めているか明確にすることができる

僕の場合はこうだった
目的「30歳までに世の中に新しい価値を生み出す仕事をする」
目標「2年以内に社内の新規事業部へ異動するor転職をする」
これらの目的、目標を達成するための私のアプローチは当時こうだった
「社内公募制度が出たら応募できる準備をする」
「今自分がいる部署での仕事においても新しい取り組みや付加価値を意識する」
「通勤時間、昼休み、帰宅後に読書やポットキャストと通じて”価値の生み出し方”をひたすらインプットする」
これらを自らの行動習慣に取り入れた

行動を変えたところ次第に自分の思考に変化が現れ、それに伴って仕事にも成果が出始めた。
社内の製品企画において原価目線で社内ステークホルダーを統括するポジションにあったのだが営業や技術の方達から信頼を得始め、相談をされるようになった
「あの製品の原価といえば」で私の名前を挙げてもらえるようになった

そのタイミングでたまたま新規事業部門への社内公募があり迷わず手を挙げた。
面接があったが、自分が意識していた行動習慣をありのままに伝え仕事に対してのマインドセットや、なぜ新規事業に携わりたいのかを包み隠さず伝えた。
毎日インプットをしながら自分が進みたい方向を常に意識していたので言葉に迷うことはなかった。
結果、異動の切符を掴むことができた

自分の本当にやりたいことを目的にすれば行動が変わる。
その行動こそが、いざという時のための何よりの準備になる

僕の挑戦はまだ始まったばかりだし、一歩目を踏み出したに過ぎない。
これから発信を通じて自分の本当のスタートラインに立つことを迷っている人やは走りながら出てきた悩みやインプットを通じて得た知識をここで共有したいと思う

ここまで読んでくれた人
本当にありがとう!

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