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柔道場で身につく「7つの習慣」とは?

 私は5歳の頃から柔道をやっています。両親が私に柔道を始めさせた主な理由は「ダイエット」です。当時は結構お腹が出ていました。実際にその状態から抜け出すことができたのは高校2年生なので、効果が出るまでに12年も費やしたことになります…。17歳の時にどうやって体型を変えたかは、話が長くなるので今回は割愛しますね。

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小学校1年生の頃の私
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17歳の頃の私



 保護者の方が、お子様に柔道を始めさせたい理由は、「体が強くなってほしい」「たくましい心を持ってほしい」など沢山あります。その中で最も多いのは「礼儀作法」に関することです。「三つ子の魂百まで」という言葉もあるように、「幼少期のうちに良い習慣を身につけさせたい」という想いで入塾を希望される保護者様が多くいらっしゃいます。
 咲柔館は、柔道を通して様々な生活習慣を身につけられる道場です。子どもクラスでは、柔道場での心がけとして「7つの習慣」を標榜しています。

1・自分から元気に挨拶をする。
2・大きな声ではっきりと返事をする。
3・靴・トイレのスリッパを揃える。
4・背筋を伸ばして礼をする。
5・時間を守る。(稽古開始時間・着替え等)
6・心を込めて丁寧に掃除をする。
7・物を大切に使う。

 これらの基本的習慣は、大人になってからも活き続ける人生の土台です。幼児や小学校低学年のお子さんにとって、最初はなかなかできないこともあるでしょう。しかし、道場でこの7つの行動を意識し続けていくうちに「当たり前」(=習慣)になっていきます。最近柔道を始めたばかりのお子さん(4歳)も、自分で洋服をたたむ(物を大切にする)ことにチャレンジしています。すぐに7つを完璧にできなくても大丈夫です。道場の中で繰り返し、自然と身につけることで、一生の財産になります。


「 心 」が変われば「行動」が変わる
「行動」が変われば「習慣」が変わる
「習慣」が変われば「人格」が変わる
「人格」が変われば「運命」が変わる

 この言葉は、松井秀喜さん(元プロ野球選手)が高校時代の恩師である山下智茂監督から贈られた言葉です。道場で柔道精神(心)を学ぶことで、行動が少しずつ変わる。その行動はやがて習慣化し、生き方にも好影響を及ぼす。ひいては、人生に良い流れが生まれる。1つ1つは小さな習慣かもしれませんが、これら7つの習慣を実践し続けることの効果は、計り知れないほど大きいです。
 これからも咲柔館は、柔道「を」教えるだけでなく、柔道「で」教えることを大切にしていきます。


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