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柔道で強くなる「家族の絆」~子ども達にかける母の愛~

 柔道を始めるきっかけは、人それぞれです。中にはお子さんが柔道をする姿を見て、ご自身も柔道を始められたお父さん、お母さんもいらっしゃいます。咲柔館にも、そんな素敵なお母様が、お子さん達3人と一緒に来て下さいました。お母様は、お子さん達の試合を見て「柔道ってむずかしいのかな。」と思われていたそうです。そこで「自分もやってみよう!」と一念発起されたのが昨年の4月です。
 今回は「ご家族で一緒に柔道を楽しみたい」ということで咲柔館に来て下さいました。

 

 稽古で意識的に取り入れたのは「家族の会話」です。「柔道遊び」(柔道の動きを取り入れたゲーム)ではお互いに大きな声で応援し、「打ち込み」(反復練習)や「乱取り」(実戦練習)では、相手の良い点を言葉として伝える時間を設けました。「背負投がうまくなったね」「動きが速かったよ」「がんばって技をかけていたね」。家族で誉め合うのは、少し恥ずかしいかもしれません。でも、家族に認められる、誉められるのってすごく嬉しいはずです。実際にお子さん達は、稽古後の振り返り作文で「楽しかった」という感想だけでなく、「自信が持てた」とも書いていました。柔道を通してお互いの長所を再確認でき、家族の絆が更に深まったようです。


【柔道遊びの1つ「ケンケンボール」】

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【お母さんと打ち込み】

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【振り返り作文】

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        「今日成長したと思うこと」を一部抜粋



 我が子を想うお母様の愛情は、本人たちに伝わっているはずです。自ら柔道衣を着て子ども達と組む、普段とは違う環境に子ども達を連れていく、そういったお母様の背中を見ている彼らは、これからもきっとたくましく育っていくでしょう。
 ちなみに稽古後は、咲柔館の近くでとても美味しいカレーライスを食べ、栃木県こども総合科学館(宇都宮市)に行かれたそうです。お子さん達はこの1日で心も体も頭も一気に成長したのではないでしょうか。そして、このような1日が一生の思い出になるんですよね。充実した時間をご家族で過ごされたようで私も嬉しいです。また次回の稽古でお逢いするのを楽しみにしています。
 家族で柔道をするのはとても楽しいです。いつか咲柔館で「親子で楽しむ柔道教室」を開催したいと思います。


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