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MVCへの共感一本足打法でスタートアップのキャディに転職しました

「日本人が1年に2回くらい食べる主食を新たに開発したいんですよ」

これは、キャディが主催する招待制イベント「CADDi BAR」にて、現在私と同じ33歳で、カスタマー開拓を行うグループのリーダーである松藤薫氏が、入社前の私に語った言葉です。
お酒を飲みながら、キャディがどんな会社なのか紹介してもらう場でしたが、彼が私に語ったことは、彼自身の興味、夢、それにまつわるお客さんとのエピソードの数々でした。嬉々として夢を語る松藤氏を前に、私は高揚感を覚え、帰宅後、妻に「キャディに入社したい」と話していました。

こんにちは!2021年3月1日からキャディで働き始めました荘司です。先日LINEを退職した話を投稿し、おかげさまで数年ぶりの知人から「読んだよ!」「詳しく聞きたいから会おうよ!」などと連絡を頂いたりして、嬉しい限りです。今日は、なぜ私がキャディに入社したかについて書いておこうと思います。

キャディが取り組んでいるミッション

キャディは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というミッションを掲げています。製造業界のことは何一つわからない私ですが、戦後日本の経済成長を支え、先進国と呼ばれるようになるまでにした産業であることくらいは知っています。しかし、実際には新興国市場の成長、激化するグローバル競争の中で、日本のモノづくり産業の国際的な優位性は落ちてきていると言わざるを得ません。
そこには様々な理由がありますが、一つは本来持っているポテンシャルを発揮できていないということがあると考えています。強みを持った技術力を遺憾なく発揮することに注力すべき町工場は、実際には見積業務や管理業務に忙殺され、営業力が不足し、情報不足に苦しんでいます。そういったしがらみから開放し、各企業の本来のポテンシャルを開放し、産業全体を豊かにすることをキャディは目指しています。

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そんな中で、キャディは製造業の受発注プラットフォームを提供し、製品を発注する方と町工場とをマッチングしています。正確には、マッチングだけではなく、製品の納品にキャディが責任を持っています。つまり、発注者はキャディに調達業務を依頼することで工数を削減し、納品物の品質が担保され、加工会社は製造に注力することができるようになります。

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キャディのカルチャー

私は「早く行きたければ、ひとりで行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け。」というアフリカのことわざが好きなのですが、実際に「みんな」「一丸」となって何かを成し遂げることって、本当に難しいんですよね。組織に人が増えれば、それぞれ向いている方向も、思いの温度もばらばらになります。キャディには「CADDi CULTURE BOOK」があり、文化や価値観を明文化して共有することで、「みんなで遠くへ行く」ための一助としています。

その中の1つのカルチャーに、「青臭くピュア」に理想を持ち続けるという一文があります。自分もそうでありたい、33歳一児の父である私も心の奥底でそう思うわけですが、なかなかこっ恥ずかしくてそんなこと人には言えません。しかしながら、カルチャーブックに書かれた理想と、現実との間の溝を勝手に想像していた私は、「CADDi BAR」でこの上なく「青臭くピュア」な松藤薫氏に出会いました。

入社前にキャディの多くのメンバーと話しましたが、彼らが皆「青臭くピュア」だったのは言うまでもありません。「物心ついた頃から、ただひたすら車が大好きでした。」と語り、その思いを糧にレーシングカーの設計者になった(そして今キャディに来た)宇宙兄弟みたいな人も居ます。

更に私が心を掴まれたのは、パートナーである某加工会社さんとの面談でした。キャディから来る発注に対し、「期待値を超える製品を納品したい」「キャディと共に産業全体を豊かにしていきたい」と、真っ直ぐな目で語っていらっしゃいました。

「他者貢献」で幸せになりたい

「アドラー心理学」には、「他者貢献」という言葉があります。人の役に立ったと感じる、すなわち「貢献感」が、人を幸せにするという考え方です。
幸せとは何か?お金、自己実現、何かに没頭すること…などなど考え方に個人差があるとは思いますが、私自身は、幸せとは他者貢献であるというシンプルな考えに共感していて、仕事を選ぶ上でも、その基準の大部分を占めています。

キャディが取り組む問題は大きく複雑で、解いていくことで幸せになる人の数、発生する幸せの総量が絶大だと感じています。実際に問題が解けるかどうかは、これからの私達にかかっているわけですが、「他者貢献」で考えるならば、この上なく幸せになれるポテンシャルを持った環境なのではないでしょうか。

もちろん他にもたくさんの魅力があるキャディですが、入社したてということもあり、正直わからないことも多いので、今日はこのくらいにしておきたいと思います。

参考:アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために

「青臭くピュア」な仲間を探しています

解くべき問題がたくさんあり、そんな状況にワクワクし、チャレンジができる状況を一緒に楽しめる仲間を探しています。世界を変える仕事をしてみたいと思った方は、是非一度ご連絡下さい。



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