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40歳からは「真のタイパ」。そして「年齢」なんてものは忘れちゃった方が絶対面白いと思う。

40歳をだいぶ過ぎた。今年は後厄の年だ。コロナウィルスの流行した頃に前厄に入りウィルスが猛威を振るっている時に厄年を迎えた。コロナウィルスのせいにする訳ではないが、やはりその影響で仕事にもかなり支障をきたした。この3年間はまさに試練の年だった。

と、いきなり悲しげなことを書いてしまったが、別に悲観的ではない。全くない。本当に。むしろ20代や30代の頃より人生を楽しんでいる。20代はとにかくガムシャラにやるしかなかった。30代は20代のガムシャラがちょっとずつ結果に現れだした。そして、今40代は30代の結果がもっと大きく花開く!!と信じていたのだが、、。そうでもなかった。もちろん少しは花開いた。まあ、とりあえず厄年のせいにしている。この先必ずもっと大きく花開くと信じている。

しかし、厄年とはうまく出来たものだ。古くから40代は「初老」と言われ老人の始まりと言われていた。確かに腰は痛くなるし、頭の回転も遅くなってきた気がする。体の衰えを感じずにはいられないから人生に対して悲観的になる人はグッと老けてしまう。反対に更なる飛躍のチャンスと受け取る人は若くい続ける。

私はもちろん若くい続ける。というか年齢なんて忘れることにした。もちろん健康診断には毎年かかさず行くし、糖質は控えるし、お酒も飲み過ぎないようにする。最近コーヒーをルイボスティーに変えたくらいだ。そこらへんはちゃんと考慮した上での年齢の忘却である。とりあえず孫が生まれたら「おじいちゃん呼称禁止令」を出そうかと思っている。ちょっと激しいがそれくらいの方が絶対に世の中は面白くなる。「おじいちゃん」なんて言うから「老人」に分類されてしまうのだ。私はいわゆる「老人」になるつもりはさらさらない。

人生をもっと楽しむと決めた。本の読み方が変わった。最近古典ばかり読んでいる。冊数にあまりこだわらなくなった。20代、30代はとにかくなんでも大量に読んでいたが、いい意味でタイパを意識するようになった。とにかく即効果を期待する悪い意味でのタイパとは違った「真のタイパ」である。「真のタイパ」を求めるなら何十年、何百年と揺るがない叡智が詰まっている古典に勝るものはない。20代、30代は成功法則の本やビジネス書をたくさん読んでタイパを手にしたつもりだった。しかし今振り返ると全くもってタイパが良くなかったことに気づいたのだ。

「真のタイパ」に気づくには時間がかかるのである。ということは、20、30代を通してやっと気付いた「真のタイパ」を10年実行したその後には「真のタイパ」を超えた「超真のタイパ」に気づくのだろう。そして「超真のタイパ」を10年実行すると更に、、、。というふうに実は結構人生ってどんどん面白くなるように出来ているということにも最近気づいた。

40代は「急がば回れ」である。原点に戻る。そしてとにかく出来る限りのことをやる。10年後、20年後を見て種を蒔き続ける。

これからが絶対に面白い。面白くするかしないかは自分次第だ。


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