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【32/66】読書記録「アンクールな人生」

こんばんは。昨日M大学で食べた「ねばねばそば」(納豆、とろろ、おくら)、母には「納豆そば」だと思われていた。市内の工場で作られている納豆で、かき混ぜても変な匂いがしないのが好き。味に敏感とはいえないけれど、変な匂いがしないし美味しいのだから、リピートして食べたいものです。あの納豆なら、毎日食べたいです。

今日は本当はK大学の公開古典講座の最終日でしたが、派手に寝坊してしまい、都会に出るのは断念しました。午後に家族の予定が入りそうで、それに間に合うかも微妙だった。都会から立川のさらに西に行くには、1時間以上かかる。

というわけで、やっと読み終えた本の話をします。読みやすかったのに、何故放置してたんだろ? 図書館の皆さんごめんなさい。

弘中綾香「アンクールな人生」(KADOKAWA)

インターネットのニュースで名前は見るし、テレ朝の番組もそこそこ見てるつもりですが、読み終えてからどんな人なのか、テレビ朝日のアナウンサー紹介のコンテンツで見ました。弘中綾香アナ、ごめんなさい。

昨日少し書いたけれど、中学受験して慶應(とはあまり書いてないけどバレバレ)に入って、そこから始まる10年間というのは、高校まで都立で共学で大学受験もあった私とは、別世界だなあと思った。「中学から慶應なんて勝ち組じゃん!」というのは偏見だったらしい。

本当は運動が苦手で目立たない性格だった中学時代。慶應は高校は女子校なので、素の自分というか、大学受験がないのもあってそんなギスギスした学校生活ではなく、のびのびとした学校生活を送っていた。
そんな中出会った国語の先生(ウエム)との対談が、巻末に収められてます。

人に恵まれた高校、大学生活というのは、慶應だからなのかなーと思った。学校時代のエピソードに登場する人は、みな内部進学生だった(大学から入った人というのが出てこない。地方の人とか)。

中学入試から激動の10年間なのかと思ったら、そうでもない。中学に通学するときに、変なおじさんに絡まれて怖い思いをしたことも書かれている。可愛いから? でも「可愛い」は武器にはならないと、小学生時代に自覚していた。

「私はアナウンサーになるために、こういうことをしてきたのよ!」というアピールは一切ない。ご本人は普通を装ってるけれど、テレビ朝日に入社して努力を重ねてこられたに違いない。人を蹴落としてどうこうって人ではないみたい。

そういえば、他のテレビ局も片っ端から受けたという話もなかった。地方のテレビ局も受けるのが一般的といいますよね。
そういうのを飾らずに書いてしまうあたり、人気があるアナウンサーといわれるのも納得する。

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