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【講演記録】近畿大学で"繋がりの力"をテーマにお話しました!

2023年6月6日(火)。
近畿大学にて『なぜ今の時代に"繋がり"が大切なのか?〜繋がりの力×プロデュースの力』というタイトルで、60分ほどの講演を行いました。

「もう少し言葉を噛み砕きながら学生たちに対してお話すればよかった」という反省点はありながらも、とても積極的で素敵な学生との出会いもありましたので、私にとっては学びと新たな繋がりのあった良い機会になりました。
今回は、私が近畿大学でお話した経緯と概要、その他の出来事について、記録的にご紹介いたします。

近畿大学での講演に至ったきっかけと準備

2023年5月15日(月)。
日頃お世話になっている方々からお声がけをいただき、大阪市内某所で大人数の飲み会が開催されました。
その中で、約10年ぶりに中川悠さんと再会をしました。

中川さんは、私が社会人初期の頃からのお付き合いで、最近ではSNS上でゆるく強く繋がっているような感じでした。
直接お会いする機会はなかなかなくても、尊敬する人生の先輩の一人としてずっと応援していたので、久しぶりの再会を心より嬉しく思っていました。
その飲み会の二次会で、中川さんより以下の提案をいただきました。

納さん!ちょっと大学生に向けて喋ってくださいよ!

現在、中川さんは、近畿大学の非常勤講師をされています。
その1コマの授業でのゲストとして、60分お話させていただくことになったという登壇経緯です。
本当にこのような信頼できる繋がりからお声がかかるのは、ありがたい限りです。

今回は準備時間もほとんどなかったため、過去の登壇資料を軸とした経験談ベースでの資料となりました。
基となった資料が、某自治体の勉強会で"越境体験の価値"について実体験を交えてお話した登壇資料であったため、内容が小難しくなってしまったことは反省点でした。

なぜ今の時代に"繋がり"が大切なのか?〜繋がりの力×プロデュースの力

今回は、近畿大学文芸学部 文化デザイン学科「アートコミュニケーション論A」の授業でお話させていただきました。
3月末に近畿大学を卒業したばかりの株式会社官民連携事業研究所の西角さんにもご一緒していただき、とても良い時間になったと思っています。

授業は、約80人の学生に向けた対面授業でした。
大学での登壇経験は何度かありますがコロナ禍はずっとオンラインだったので、今回のような対面授業は久しぶりで少しワクワクとドキドキがありました。
今回お話した目次は、以下の内容となります。

1.イントロダクション ( 自己紹介 ・ 今日の主題 )
2.「繋がり」の価値とは?
3.「プロデュース」の価値とは?
4.私の「繋がり」×「プロデュース」の実践 ( 仕事 ・ 私事 など )
5.「繋がり」×「プロデュース」の効果
6.「繋がり」を広げるための方法とコツ
7.私が大切にしている「繋がり」の言葉
8.最後に、一言。

詳細の内容としては、以下の記事を深く広くした感じです。
そのため、結論としては、私がいつもお話させていただく「繋がりは、最強の財産。」という言葉をお届けさせてもらいました。
この言葉は私がとても大切にしているものなので、一人でも多くの学生に届いていれば嬉しく思います。

ただし、先ほどもお話した通り、今回は少し小難しいお話もしました。
そのため、喋りながら見る学生の反応としては、一生懸命メモを取ってくれる人から頑張って目を開けてくれている子まで様々でした。
「ちょっと申し訳ないことをしたな」と思いながらも、対面授業の面白さと難しさを改めて感じた時間となりました。

その中でも個人的に印象的だったことは、例え話で「ONE PIECE」と「推しの子」を話題に出したときに学生全員がしっかり前を見た瞬間は、しばらく忘れられそうにありません。
今回の反省と収穫をきちんと次に繋げられるよう、また修正していきたいと思います。

そして、最後の時間では、学生から様々な質問をいただきました。
今回は話す順序や言葉を失敗したため「あまり質問は出ないかも?」と少し思っていたのですが、数多くの質問をいただけたことをとても嬉しく思っています。
その中でも、私の中で印象的・今後も問い続けたい質問が以下の内容でした。

・新しい出会いの一歩目って、どのようにして作るのか?
・繋がりを仕掛け続けるエネルギーは、どのようにして生み出すのか?
・繋がりを仕掛け続ける時のメンタル維持は、どのようにしているのか?

また、授業後の雑談でお話した学生さんの中には、子ども食堂や社会貢献活動へ参加している方がいました。
FacebookやInstagramでも繋がり、その学生が投稿している内容を見ると、きっと今後どこかで接点がありそうだなと思ったので再会できることを楽しみにしています。
また、「ブログを始めようと思うのですが、何で始めたら良いですか?」と最後の最後に質問をいただいた学生さんは、本当に心から応援しています。

気になっていた「KINCUBA」を視察!

授業後、西角さんの大学生時代の教授を経て、「KINCUBA」を視察することができました。
「KINCUBA」の詳細は以下のURLからご覧いただければと思いますが、HP内で紹介されているミッションや内容がとても気になって、今回訪問したい旨をお願いしていました。

創立100年に、100社の近大発ベンチャーを。
起業を目指すために必要な学びやマッチングのサポートをはじめ、各分野のメンターによる相談、キャンパスを活用した実証実験など、起業マインドの醸成から法人設立・事業展開まで一貫して支援し、令和7年(2025年)までに100社の大学発ベンチャー企業創出を目指します。

今回は、大学職員の垂見さんにご案内いただきました。
垂見さんのお話がわかりやすく、そして、コンセプトや内容がとても素晴らしいと思いましたので、要点をまとめてご紹介します。

・現役の近畿大学生限定の場所。
・「KINCUBA」の場所は、元々書店だった。
現在、近畿大学発ベンチャー企業は61社ある。
・オープンして間もないが、各著名人も訪れている。
月額500円の利用料をとっており、登録者は24時間利用可能。(安い)
起業家支援プログラムやメンター制度もあり、支援体制がかなり強い。
・良い雰囲気のイベントスペースがある。 などなど

近畿大学卒業生でない私は、今回のご縁がなければKINCUBAの中に入ることも出来なかったと思っています。
そして、今回のご訪問を通じて「何か私にできることがあれば力になりたいな」と考えてしまうほど、素敵な場所でした。
私は起業者向けの「情報発信基礎セミナー」や「ライティング講座」の開催実績はありますので、協力できそうなことはあるなと勝手ながら考えていました。
ご案内いただいた垂見さん、誠にありがとうございました。

私、西角さん、中川さんで記念撮影。

ずっと食べたかったラーメン「近大をすすらんか。」

そして最後に、私がずっと食べてみたかったラーメン「近大をすすらんか。」へ伺いました。
このラーメン屋は、在学生が東大阪キャンパス内で経営をしているものです。

私は「近大まぜそば」をいただいたのですが、なんと、値段が500円
そして、味もとても美味しく「本当に500円でいいの?」と思うほどでした。

大学生が経営しているという点では尊敬しかありませんし、また、ここまで美味しいラーメンの提供に感動しました。
私にとって、また訪れたい、そして、これからも応援したい店となりました。
美味しいまぜそば、ご馳走様でした。

さいごに。

今回は、私が近畿大学でお話した経緯と概要、その他の出来事について、記録的にご紹介しました。

結論として、中川さんと西角さんのおかげでとても楽しい1日となりました。
また、学生に向けてお話することは毎回私も勉強になっていますので、今回もとても良い機会をいただきました。
本当に素敵な繋がりに、心から感謝しかありません。ありがとうございます。

今回の講演ではお話することはありませんでしたが、「弱い繋がりの強さ」「ゆるい繋がり」をテーマにもいろいろとお話させていただくことがあります。
ぜひお力になれる場がございましたら、ぜひお声がけください。
(以下の記事は、現職場の先輩から教えてもらった記事ですが、本当にわかりやすくまとまっているなと思います。)

では、また。
みなさまに心より感謝。

近畿大学、お世話になりました。

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