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なぜ越境体験が大切なのか?私が様々なコミュニティ活動を続ける5つの理由

「コミュニティ活動って、なんか大変そうだね。」

「いつもコミュニティ活動を頑張ってるけど、なんでそこまで出来るの?」

私は社会人になってから10年以上、現在も継続して、様々なコミュニティの代表、または、参加をしています。
その規模感も、自治体単独規模のコミュニティから、都道府県規模・全国規模の公務員コミュニティ、そして、地域コミュニティ、異業種コミュニティなど多岐にわたります。

なぜ私が様々なコミュニティ活動を行なっているかについて結論から言うと、主に「自己成長」「自己実現」と「自分を守るため」が理由となります。
今回は、私が様々なコミュニティ活動を続け「越境体験」を大切にしている5つの理由について、ご紹介します。

様々なコミュニティに関わるって、大変じゃないの?

様々なコミュニティに関わることは、いろいろな苦労もあれば体力も使います。
例えば、初めましての人たちとの出会いやSNSやメールなどによる日々のお付き合い、インプット・アウトプット、イベント・交流会の参加が増えるだけでなく、代表・幹事を務めるコミュニティを持つと企画・調整なども行う必要があります。
しかし、様々なコミュニティに所属するからこそ「越境体験」を通じた幅広い経験や繋がりを得ることが出来て、また、「自分を守る」という意味でも様々なコミュニティに関わることは大切だと、私は考えています。

「自分を守る」という点に関しては、尊敬する先輩が執筆した以下の記事がわかりやすくまとめられています。
私は「無理をしない」がモットーにあり、記事の内容もとても共感していますので、ぜひみなさんもご一読ください。

1つのコミュニティが「今自分と合わないな」と思ったら、しばらくそことは距離を置けばいい。今は他のコミュニティ(便宜上コミュBとします)に力を注いでそこで楽しくやればいい。ここでポイントなのは、コミュAも辞める必要はない、むしろ辞めるべきではないということです。今楽しいコミュBも、コミュA同様合わなくなるタイミングがほぼ必ずやってきます。そういう時に逃げられるコミュAが必要なんです。

時間というのは本当に偉大なもので、あの時あんなにも「もう合わない」と思ったコミュAも時間が経過したらまた合う感じになっていた…こんなこといくらでもあります。ちなみに、1つしかない場合、コミュAと上手くいかなくなったタイミングで決定的に断絶してしまうことが多いんですよね。そうなるともう戻れない。その前に平行してコミュBにも所属しておくことで、やめるまでいかずに距離を置くことができると思うんです。

記事の一部を引用 by takaku_i

私が様々なコミュニティ活動を続ける5つの理由!

では、改めてにはなりますが、ここからは私が様々なコミュニティ活動を続ける理由をご紹介します。
コミュニティ活動への参加を悩んでいる人にとって、私の考え方が誰かの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

自己実現をするための場!

私はコミュニティ活動について、何よりも自分が一番楽しむことを大切にしています。
そして、コミュニティ活動を楽しみながら、自己実現をするための場としても活用しています。

地域で遊ぶ仲間が増えた「朝活モルック」

例えば、地域コミュニティであれば「近所で遊べる場を作りたい」「一緒に遊べる仲間を作りたい」という想い、公務員コミュニティであれば「公務員同士での学びと出会いの場を作って、もっと公務員現場を良いものにしたい」という想いを持って、私は活動しています。

しかし、コミュニティに参加する人は、それぞれ成し遂げたい未来や参加している想いは必ずと言って良いほど違うと思います。
相手の想いを優先するが故に、自分が遠慮してしまう場面もあるでしょう。
私はそのような中であったとしても、コミュニティという場は"自分らしさ"を最優先にすれば良いのではないかと、常々考えています。

一人では何もできない!繋がりの大切さ!

私は、自分自身が一人では何も出来ない人間だと考えています。
その理由は、「1」の力はどれだけ動いても「1」、仮に少し力をつけて「2」の力になったとしても「2」でしかないからです。
一人では何もできないからこそ、多くの人と繋がる場として様々なコミュニティ活動をしているのです。

まずは一人と繋がることによって、「1+1」になります。
それが10人、20人と繋がれば、「1+1+...」と数字が大きくなります。
また、一人の力が2や3になったり、また、ところどころで掛け算が生まれることで、より大きな達成にも繋がるかもしれません。
このように、一人では何もできない自覚があるからこそ、様々なコミュニティ活動を通じて多くの人と繋がることに、私は強い価値を感じているのです。

視野・価値観を広げる!

自治体の枠を超えた公務員の勉強会を開催!

地域・公務員・官民などの様々なタイプのコミュニティ活動を行い、その場で生まれる文化や参加する人々に関わることで、自分の視野・価値観を広げています。
そして、視野・価値観を広げることで、少しでも"思い込み"を減らすよう意識しています。

例えば、特定の自治体の範囲のみであれば、その自治体内で起きた範囲の視野・価値観しか持つことが出来ません。
また、近隣自治体まで範囲を広げたとしても近隣自治体までの範囲、特定の業界だけだと特定の業界までの範囲となります。
このような形ではなく、私は、地域や官民、学生などの様々な越境を通じて、視野・価値観を広げることが大切だと考えているのです。

自己成長に繋がる!

自分と異なる立場の様々なコミュニティに参加することで、自分の考えが深くなり、大きな成長へと繋がります。
特に、コミュニティ内特有の言葉や文化の違いを通じて、相手を理解する力、相手を思いやる力、そして、共感する力などが養われるのです。

また、幅広いコミュニティで活動するからこそ、自分らしいキャリアや目標を見つけることにも繋がるかもしれません。
今の自分をもっと進化させたい、新しい自分を探してみたい人に対して、私は様々なタイプのコミュニティへ参加することをおすすめしています。

ワーク・ライフを充実させる!

妻とのお出かけも大切に。(Photo by. takaku_i)

複数のコミュニティ活動をしていると、仕事と家庭のバランスが崩れませんか?

私はセミナー講師としてお話すると、様々な場でこのような質問を受けることがあります。
まず、仕事には絶対に負担・負荷をかけないことを強く意識しています。
「何があっても、仕事が最優先。」という考え
です。
むしろ、様々なコミュニティ活動で得た経験や知識、繋がりを仕事に活かすことも考えながら動いていますので、「ワーク」はとても充実したものになっています。

また、プライベートな時間を使っているという観点では、確かに「ライフ(家庭)」には負担をかけていることはあると思います。
しかし、様々なコミュニティ活動を通じて、活き活きしている自分の姿を見せることが出来ているのではないかと考えています。
また、日頃から活動内容を共有して理解を得ておくことで、家庭もバランスを保てているのではないかと思います。(たまにバランスが崩れている自覚はありつつも、ここは日頃から応援してくれている妻に対して感謝しかありません。ありがとう。)

さいごに。

今回は、私が様々なコミュニティ活動を続け「越境体験」を大切にしている5つの理由について、ご紹介しました。
あくまでご参考の一つとしてご参考にしていただけますと、幸いでございます。

ちなみにですが、私はどのような研修・講師をする際にも、以下の言葉を残しています。
この言葉は、私の大きな軸と言っても過言ではありません。

繋がりは、最強の財産。

私は、「繋がり」をとても大切にしています。
自分の中で何かが変わるきっかけは常に「他人」にあり、「他人」がいるからこそ「自分」がいます。
そして、「他人」が多ければ多いほど、私の未来は様々な選択肢を持てるのではないかと考えています。

そのため、私にとって、繋がりは財産なのです。

本記事は、私のコミュニティに対する考え方なので参考になるかはわかりません。
また、他の考え方ももちろんあると思いますが、みなさんもぜひ「自己成長」「自己実現」と「自分を守る」ためにも、越境体験を実践してみてください。
どこかのコミュニティでみなさんとご一緒出来ることを、心より楽しみにしています。

では、また。
みなさまに心より感謝。

カフェで撮られた1枚(Photo by. takaku_i)

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