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「帰り道」を聴いた日

Co-Walker

同期・同僚(co-worker)のサラリーマン2人が人生を歩む人(Walker)と一緒に試行錯誤するnoteです。

こんにちは、ショウイチです。
今日は日記です。

■OAU 「帰り道」

先日仕事の合間、お客様との打ち合わせ後に電車内でOAUの「帰り道」という曲を聴き、不覚にも電車内で泣きました(人前で泣くのはカッコ悪いと思ってしまう性分なので我慢してましたが、若干嗚咽が漏れるぐらい…笑)

自宅では曲を聴いて感動してウルッと涙がこぼれることは稀にあるものの、外出先では初めてに近いことでした。

OAU  帰り道
https://youtu.be/-HJpWz8O97Y


OAUはBRAHMANのボーカルTOSHI-LOWを中心に2005年に結成されたバンド。
BRAHMANとは趣きが異なり、アコースティック調で、「帰り道」ではアイリッシュホイッスル(無印良品で流れてる異国だけどなぜか懐かしい音)を取り入れたサウンド、メロディックな曲調が多いです。

この曲はドラマ「昨日何食べた?」のエンディングテーマとなっている曲です。
日常の何気ない風景を大切にする、晩御飯を一緒に食べてその日あったことをお互いに話す、そんなドラマと非常にリンクした楽曲です。

平日の帰宅が毎日23時頃になっており、以前までは出来ていた妻と一緒に食事を取るというささやかな幸せが今実現できないことに、悲しさと悔しさを感じたのか…

毎日ではなくても平日夜に一緒に食事を取ること。これも当たり前のように出来ている人もいれば、全く出来ない人もいます。

■帰りを待つ人

この曲は冒頭で、『先回りして君を待ってる 帰り道の坂の途中』という歌詞があります。

一昔前ですが、祖父母が昔住んでいた家に暮らしていた時、夜帰宅すると、向かいのご近所のお婆さんが道端に立っていました。
いつも挨拶をしていましたが、なぜ夜中にいつも立っているのか聞くと、「仕事を終えて帰ってくる息子を待っている」と仰っていました。

恐らくお婆さんは70歳を過ぎていたので、息子さんは40歳近いと思います。
色々な意見はあると思いますが、当時僕はそれを聞いてとても優しい気持ちになった記憶があります。

誰かが帰りを待ってくれていることの幸せを感じつつ、決して思考停止にならず、現状を変えていくにはどうすれば良いか。
これからも日々考えていきたいと思います。

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