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暗号資産(仮想通貨)のSEOってどうなの?

コインチェックマーケティング部の都丸です。自社のSEO対策を担当しています。

今回は暗号資産領域のSEO事情について触れていきます。


かなりのレッドオーシャン

一番の激戦区と言っても過言ではありません。

SEOに力を入れているサイトが多い気がします。特にアフィリエイトサイトなど。単価も高くお金になりますからね。

金融商品系のビックワードで上位表示されている記事を参考にすれば他の領域でも通用すると思います。


金融のSEOで対策すべき事

暗号資産を含む金融領域でSEO担当になられた方は以下を抑えておくと良さそうです。(あくまで個人で調べた情報です)

評価されやすいドメイン*2021年9月時点
・金融事業会社ドメインのサイト
・別業種のco.jpなどコーポレートサイト配下
・超有名ポータルサイトのサブドメ、サブディレクトリ配下

2021年9月時点で評価されやすいコンテンツ情報*2021年9月時点
・最新情報、ニュース
・リアルタイムチャート、価格
・投資未経験者でも理解できる図解
・FP/投資家/教授あたりの監修者情報(記事の場合はなるべくファーストビューに設置)
・金融工学に詳しい大学教授などのインタビュー内容


サイト全体でE-A-Tを強くしたい場合は「評価されやすいドメイン」を参考に、記事単位で強くしたい場合は「評価されやすいコンテンツ情報」を参考にしてください。


YMYLの中でも順位変動が激しい

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出典元:Gyro-n SEO lab

少し見えづらいですが、上のグラフはYMYL領域の順位変動幅を表したものです。

赤線が「金融・保険」を示しており、緑線「医療・クリニック」の次くらいに変動幅が大きいことが分かります。

スクリーンショット 2021-09-09 22.30.05

実際にコインチェックのオーガニックKWも毎日変動しており、特に「速報性が重視される傾向にある「通貨名 × 今後」あたりのKWは変動が大きく、24時間で1ページ目から2ページ目に下がっている時も、、

ただ、変化の大きいKWの記事でもドメインが高く評価されていれば変動幅を抑えられます。


co.jpドメインが評価されてきている

上記で軽く触れているco.jpがSEO的に有利という話です。

傾向としての話ですが、金融領域においてはco.jpドメイン配下のサイトが上位表示されてきています。

具体的なサイト名までは言いませんが、2021年6月のコアアップデートでco.jp配下のサイトが大幅に順位を上げてきました。

ただ、現状co.jpドメインが有利になっている状況なので、もしかしたら次回のコアアップデートで調整されるかもしれません。


コインチェックで行っているSEO対策

私はコインチェックでサービスサイト全体のSEOを担当しています。

対象となるページを2つに分けると「Coincheck Column」※と「それ以外のサービス画面」になります。

※「Coincheck Column」もしくは「コインチェック コラム」とググってみてください。スニペットのディスクリプションが英語表記になってしまっていることはスルーしてあげてください、あとで直します。

Coincheck Columnは主に新規獲得を目的としたメディア型でして、コンテンツSEOが重要な領域です。自分は直接文章を書いていませんが、編集メンバーのディレクションやKPI管理を行っています。

それ以外のサービス面に関しても検索意図にマッチする画面はいくつかあり、それらを開発メンバーと連携しながら改善を進めています。


SEOの守備範囲は広すぎるので

掲載順位を上げることがSEO対策ではありません。ここでは書けない今後の戦略も色々考えています。

ユーザーファーストな"プロダクト"を届けることがSEOに繋がります。

コインチェックのような自社サービスであれば、コンテンツマーケティング、アクセス解析、UIUX改善、CVR改善、ユーザー体験向上に繋がる機能改善などもSEO対策です。


SEOコンサルタントでは経験できないようなプロダクト全体の改善経験もさせてもらえるところがコインチェックの魅力なのかなと思ってます。


「MAU100万ユーザーを抱えるプロダクトの主要メディアを運営してみたい」
「YMYL領域かつ暗号資産業界トップクラスのSEO対策の経験を積みたい」「様々なバックグラウンド・異なるスキル経験を持つメンバーの意見を尊重できること」

そう思った方はコインチェックのSEOディレクターにご応募してみてください!


▼コインチェック株式会社の会社紹介資料


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