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「誕生日プレゼント=贈与」ではない?

久々に(初めて?)読みながら鳥肌が立ちました。
『世界は贈与でできている』一見、ピンと来ない題名です。
わざわざ贈与という単語は使わないですが、事あるごとにプレゼントを贈り合う私たちにとっては至って日常的に関連性の高い言葉かと思います。
ただ、この本を読んでみると、いかに自分たちが贈与のつもりで取っている行動が正確には贈与ではなかったと痛感させられます。自分はこのタイミングで、贈与というものを正しく理解できたことに感謝しています。ここまで心揺さぶられる本には出会ったことがないかもしれません。
すみません、まだ読み終わったばかりでテンションが抑えきれず、興奮が一人歩きしてしまっていますね。
贈与を理解したなんて鼻を鳴らして言われても、気圧されてしまうのも無理はないと思います。
ただ、この本はそんな難解そうなテーマをものすごく親近感のある例話を使って私たちを理解へ導いてくれます。


たとえば、こんな感じ。


自分が出していない相手から年賀状が届いたときのあの"やれやれ"という気持ち。一体、なぜ私たちはそのように感じるのでしょうか?


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