見出し画像

間違いなくこれからの人生で「武器」になる考え方に出会えた

まさに「武器」としての思考法が詰まった1冊でした。
この本の想定読者は若者であり、私も20代の一人ですが、自分の頭で考える大切さについては、もうこれまで至る所で耳にしタコはいくつできたか数えきれないほどです。
どうして自分で考える必要があるのか?という問いには、これからますます大きくかつ速い変化の中で生きていかなければならないということは分かります。では実際に、どうやって考えるの?となると、説得力のある方法論が分からずいつも手探り状態で最後はどこか闇雲に歩を進めてしまうことも多々あったと思います。
結果、「近くの大人が言っていたこと」や「社会的に言われていること」に従って生きてきました。
これまではそのやり方でもなんとなく生きてこれましたが、自分の場合はここに来てこれまでそうやって必死にまわりにアンテナを張ってそのアンテナの感度を高めることに躍起になる生き方が複数の面で音を立てて破綻しました。(これが俗に言われている社会的なキャリアアップだ!と意気込んで転職した先で大コケしたこと、などなど)
このままではまずい、どこかの誰かが言ったからではなく、いよいよ自分で考えてまたどこかに一歩を踏み出さねばと思っていた矢先、この本に出会いました。
巻末で瀧本さんご自身は、この本で伝えたディベートのやり方なんて忘れてしまっていいよ!と仰っていますが、自分で考えることができていなかった自分にとっては、ここまで詳細に順序を踏んでそのやり方についてまとめていただいて、今後たくさんのことを自分で考えて決めていく際にとても参考になる方法論でした。本当に感謝しています。
「武器」は持っているだけではダメで実際に使わなければ意味がないということで、今回得た知識を実生活に活用して行動していきながら、大切な武器のひとつとしてこれから決断思考を磨いていきたいと思います。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?