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これから社会人になるあなたへ勧める本

もうすぐ卒業シーズン。この春から社会に出て働くという方に向けて、「仕事」や「働く」というテーマでオススメの本を選んでみました。

社会に出る方の不安が少しでも軽くなって、仕事や働くことについて前向きに考えられるようになったら、とても嬉しいです。

【「仕事」や「働く」を考える本】

・「自分の仕事をつくる」西村佳哲

著者がさまざまな「いい仕事」の現場を訪ね、聞き取ったインタビューをまとめた一冊。 いい仕事はどこから生まれるのか。仕事を「自分の仕事」にするのには何か必要なのかが書かれています。
いい仕事をしている方たちの話にもステキな言葉はたくさんありましたが、本書後半の「私たちは「仕事」を買いに会社へ通っている」の項が、個人的には印象的でした。

・「自分をいかして生きる」西村佳哲

一つ前で紹介した本の続編です(笑)
こちらは、働き方研究家の作者が「自分の仕事」とは何かということについての考えを書きつづった一冊。いい仕事とはなにか。働くことを通じて私たちは一体なにをしているのか。そんなことを考えさせられます。
私は本書の中のこの言葉がお気に入り。

「より〈自分〉になれる仕事をさがしている。 働くことを通じて「これが私です」と示せるような、そんな媒体になる仕事を求めているんじゃないか。 なにがしたいということより、それを通じてどんな自分でいたいとか、どう在りたいかといったことの方が、本人の願いの中心に近いんじゃないかと思う。」

【これからの働き方について考える本】

・「ニュータイプの時代」山口周

これまでの世界で優秀とされていた「問題解決」に長けた人をオールドタイプ、そして「問題発見」に長けた人をニュータイプと定義し、これからの時代はニュータイプの人間が重要になることを説いた一冊。
 オールドタイプには耳が痛く、ニュータイプにとっては希望にあふれた内容となっていると思います。

これから社会に出ていく人にはニュータイプの視点を持ってほしいなぁと思います。

・「どこでも誰とでも働ける」尾原和啓

数々の転職を繰り返し12の職場で働いた著者が、そのノウハウと心構えについて書いた一冊。 新しい職場で成果を出すためのスキルから、何に着目して仕事をするのかと、転職しない人でも学べることが多くあります。

転職や複業が当たり前になる世の中では、こういう考え方を持っておくのも大事かと思います。

【社会に出てから勉強したいときに役立つ本】

・働く大人のための「学び」の教科書

人生100年時代。これからは大人も学び続けて自分の知識をアップデートしなければならないのですが、大人になってからの勉強の仕方って教えてもらってないよね?というところから始まり、大人の学びについて3つの原理と7つの行動にまとめた一冊。
章の後半の7人の実例は、様々なキャリアパスが掲載されていて参考になるのもあるかと思います。

おまけ【メンタルやられそうな時に読んでほしい本】

働いてからしばらく経って、メンタルがやられそうな時に読んでほしい本も紹介しておきます。

・「神メンタル」星渉

脳科学や心理学の見地からメンタルを鍛えるための方法について書かれた一冊。 特に「自己評価」に関しての記述がとても勉強になります。 自己評価を高めていく上での脳の働きやその障害などがすごく分かりやすく説明されているので、納得感の高い一冊です。

・「私とは何か」平野啓一郎

私という人間は、決して分けることのできない「個人」ではなく、対人関係ごとのいくつかの「分人」で構成されている、という考え方について書かれた一冊。 つまり、どんな時でも確固たる一人の自分がいるのではなく、相手との関係の中で、自分の中からその人といる時の自分(分人)が引き出されるという考えです。
嫌いな自分でいる時間があっても、好きな自分でいられる時間もある。それに気づき、あとはどう増やしていくかっていうのを考えると少しは楽になるんじゃないかなぁと思います。
嫌いなあの人も自分といない時は、ステキな親だったりするものですしね。


「仕事」や「働く」というテーマで5冊(+2冊)選んでみました。
興味のあるものから読んでみてください。

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読んでいただき、ありがとうございます!
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読書家兼ソーシャルアクター。年間読書量100冊以上。読書や活動での学びを若者やソーシャル界隈の人たちと共有して、一人ひとりの可能性を支えられる社会をつくりたい。その情報発信の一つとして、note書きます!

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コメント (2)
特に「私とは何か」が気になりました。
確固たる「唯一無二の自分」が存在するのではなく、相手との関係性によって、
「その時の自分」が形成されるということでしょうか。

早速Amazonにて購入してみます。
コメントありがとうございます。

たくさんの仰るとおりです。詳しくは本にゆずりますが、相手ごとの自分(分人)の種類や登場する頻度が混ざり合って、自分というものがあるという考え方です。

良い読書体験になることを祈っています。
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