#今週の週報 (22.6月2週)
いろいろな家電が壊れ始めました。そういうサイクルなのでしょうか。
今週の週報です。
1.「図書館の大魔術師」が最高
大好きなマンガの一つ「図書館の大魔術師」の最新刊が発売されました。
前の巻から一年開き、待ち望んでいた新刊の発売に心躍りました。そして、内容はもちろん最高でした。
作品のあらすじは、田舎の少年が差別の無い本の都を目指す物語。貧乏や見た目のせいで自由に本が読めない環境にいる少年が、村を訪れた司書と出会い、大きく物語が動き出します。
気弱な少年が夢に向かって努力する姿、様々な種族や文化と関わる中でその軋轢を乗り越える姿、いちいちカッコいいんですよね。少年心をくすぐる演出が随所に散りばめられています。
あまり語るとネタバレになりますので、この辺で。興味を持った方はぜひ読んでみてください。
2.「わざとじゃないよ」の力
なにか失敗をするとくよくよ悩んだり、後悔に打ちひしがれるタイプです。
なんとかならないものかと思っている中、こちらのブログの考え方がすごく参考になりました。
たしかに自分が失敗したときも失敗したくて失敗しているわけじゃないんですよね。当時の自分はその決断や行動を良しと考えていたり、あるいは何かしておかねばならないことを忘れてしまったり、わざと失敗しようとしたわけではないんです。
わざとやったんじゃないんなら、過剰に自分を責める必要は無いんだと。次の時にそうならないように注意すればいい。それを「わざとじゃなくても、絶対失敗できない」と勝手に高すぎるハードルを掲げているのは自分なんだと思います。僕の仕事に、誰かの生命がかかっているわけでもなし。誰だって失敗するときは失敗するんですから、その事実を真摯に受け止めて、次はどうするかを考えていくのが大事だと気づかされました。
3.理不尽をどう楽しんでいるんだろうか
「世の中は理不尽なもの」とはよく聞く話ですが、人生を楽しんでらっしゃる方々はその理不尽をどう受け止めているのでしょうか?
「理不尽だから面白い」と肯定的に受け止めているのか、「自分にはどうにもできないことだから」と諦めているのか。なんだか無性に気になっています。
自分は「理不尽なことは勘弁してくれ」と思っているのですが、、、何か理不尽に対して、一家言ある方やおすすめの書籍あれば教えてください。
4.本の一節から考える
Newspicksトピックスで荒木博行さんの「『この一節』から考える読書対話」というコンテンツが連載されています。
対話形式である本の一節を深堀りして思考を広げていく連載ですが、ものすごく面白いコンテンツだと思います。
自分も本を読んだときに印象に残った一節を記録していますが、そこからさらに思考が発展していくこともよくあります。それはその一節に直接関連することから、ちょっと飛躍したものまで。
梅棹忠夫さんの著書「知的生産の技術」の中で、このことを表現した一節があります。
このことを端的に「電流の感応現象」とも表現されています。
ただ、本を読み書かれている内容を理解するだけではなく、その内容から刺激を受けて自分の考えを発展させていく。それこそが読書の面白さなのだと思います。
僕も荒木さんへのオマージュとして、本の一節から自分の思考を広げていく過程を書きたいと思いました。
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最近読んだ本に刺激されて、今更ながら「今年やりたいことリスト100」の作成を再開しております。もうすぐ一年も半分が過ぎますが間に合うのか。
ということで、皆さんの一週間はどうだったでしょうか?
今週の週報でした。