劇団ひとりさんの読書感想文

放送からだいぶ経ちましたが、以前「ゴットタン」で放送された劇団ひとりさんの「革命のファンファーレ」の読書感想文がとても素晴らしかったので、ここで紹介したいと思います。

こんな風に、自分も人を感動させられる言葉や文章を紡げるようになりたい。

そう思わせてくれた文章の一つです。

以下、読書感想文。


「革命のファンファーレ」を読んで

西野が本を書いた。どんな本かと思い手に取ったら

まさかのビジネス書であった。

西野が描いた「えんとつ街のプペル」という絵本を通じて

ビジネス界へ一石を投じている。

絵本というファンタジーの世界から程遠い

現実的で策略的な面が赤裸々に綴られており、

売上至上主義というある種

クリエイターにとっては残酷であり

無慈悲な数字の羅列に対し、

真っ向から勝負する著者の姿勢には驚かされた。

そしてかの天才ピカソが絵を描く以上に

商売が上手かったと言われている。

しかしゴッホには

それができなかった。

もしゴッホが本書を読んでいれば

歴史は大きく変わっていたに違いない。

未来のゴッホたちよ、本書を手に取れ。

聞こえてくるのは革命のファンファーレだ。


これを始めて聞いたときは鳥肌が立ちました。そして、その感覚は今でも残っています。なんで自分がこんなに感動したのか、その理由を突き詰めていきたいと思います。


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