【小中学生へ】こんな時だから読書でもいかがです?

コロナウイルスによる学校の休校、それに伴うレジャー施設の休園、なんとなく外出もしづらいこの雰囲気。

こんな時こそ読書でもしてみませんか?

年間100冊以上本を読む私が独断と偏見で選んだ、小中学生に読んでほしい本5冊を紹介します!

1.「雨の日も、晴れ男」水野 敬也

ある日、二人の幼い神様のいたずらにより、様々な不運が訪れるアレックス。不運の中でも、その状況をプラスに捉えて行動を起こすアレックスの姿は、ユーモアたっぷりなのと同時に、多くのことを教えてくれます。
「こんな状況をアレックスだったらどう捉えるんだろう?」と考えながら読むのもおすすめですね!

2.「なんだろうなんだろう」ヨシタケ シンスケ

「〇〇ってなんだろう?」と12個のテーマについてあれこれと考えてみる一冊です。 道徳の教科書のコラムをまとめただけあって、テーマは「友達」とか「正義」とか一筋縄ではいかないものばかり。でも、こういう答えの出ないようなことをいろいろと考えてみるのが楽しかったりするんですよね。
時間がたっぷりあるこのタイミングで、親子一緒にこういうテーマについて考えてみるのも面白いかもしれません。

3.「お金のいらない国」長島 龍人

主人公が突然迷い込んだのは「お金」というものが存在しない国。何を使っても食べても買っても、お金を支払うことが無い国で生きていく主人公の姿を通して、いかに自分たちの生活がお金に縛られているかということが理解できます。
お金によるモノサシや、お金を支払う側・もらう側といった考え方が無くなった時に、人はどういう生活・仕事を望むのかとても考えさせられる一冊です。
お金のいらない国の人が、お金を見た時のこのセリフが最高にクールです。

 「この汚れた紙きれと金属の破片が、一体どういう役に立つんですか?」


4.「『また、必ず会おう』と誰もが言った。」喜多川 泰

主人公がついた嘘が発端で始まる奇妙な旅路。そこでの数々の出会いが主人公の人生を照らしていく物語。
子どもと大人で読んだ感想が変わってくる一冊だと思います。子どもたちは主人公、親御さんは主人公と出会う大人たち。
それぞれの視点で読んだ感想を語り合うのも面白いと思います。

5.「失敗図鑑」大野正人

偉人たちの失敗をまとめた一冊。 彼らが失敗からどう立ち直ったか、失敗をどう活かしたか、が分かりやすい文章で書かれているので、子どもも読みやすいと思います。
最後の偉人があの人たちっていうのも、子どもたちが読むにはぴったりかと思います。


本屋に買いに行くのも厳しいという方々は、「雨の日も、晴れ男」「失敗図鑑」は、AmazonのPrime Reading(Amazonプライムに登録している人なら無料で読める)で読むことができます。

こんな時だからこそ、家でもできる読書を楽しんでほしいと思います。

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