無題

イメージは「道を整備する人」

新年も始まりましたし、自分の人生の使い方について今思っていることを書きたいと思います。

先人たちの積み重ねの上に今がある

本をたくさん読んできた中で感じたことは、自分の今生きている世界がたくさんの先人たちの知識や研鑽の上で成り立っているということ、そしてそれを自分一人で抱え込もうとせず共有してくれたからこそ、世界が発展してきたということです。例えば、ライターを発明した人が誰にも共有せず自分ひとりで使っていたとしたら、私たちはまだ火打ち石で火をつけていたかもしれません。電話が普及しなかったら、まだ手紙で連絡を取り合っていたかもしれません。そのような人類が一歩前に進むための知識を惜しげもなく共有してきたからこそ、今この世界には便利なものが増えてきたのだと思います。私が好きな言葉の一つに、万有引力の法則を発見したアイザック・ニュートンのこの言葉があります。

私が遠くを見ることができたのは、巨人たちの肩に乗っていたからです」

ここでいう巨人たちというのは、過去の人々が積み上げてきた知識や技術のことです。彼らの功績があって、私たちは今彼らが見たことのない景色をみることができているのだと今は強く思っています。

先人たちの知見がもっと活かされていい場所

先人の知識や技術というのがもっと役立てられていいと思うのは、「働き方」や「生き方」です。テクノロジー的な部分に関しては先人たちの功績や過去の失敗を振り返ることがある程度なされていると思いますが、「働き方」や「生き方」についてはあまりされていないんじゃないでしょうか。それは、「○○さんの人生と私の人生は違うから」とか「私の悩みは私にしか分からない」といった思考からきているのかもしれません。でも、人類が生まれてから何千年と経ち、多くの人間が生まれ死んでいった中で、本当にあなたと同じ悩みを持たなかった人がいたんでしょうか?今と環境が違うので隅から隅まで同じというのは無いでしょうが、かすってるとか大枠同じ悩みを持っていた人ぐらいはいるんじゃないでしょうか。先人たちが悩み自分なりの答えを出していることについて、同じようなことを悩んでいる私たちがそれを参考にするっていうのはもっと当たり前に行われていいことなんじゃないかなと思うわけです。学校のテストと違うんですから、誰かの答えを見たっていいんです。誰かが答えを出しているんであれば、それを使ってもっと先に進めばいいんです。
今の社会では、「オレも若い時は苦労した」「誰だって通る道」という言葉で、若者に自分たちと同じような苦労を強いることがあります。精神的に強くなる、自分で気づいたことだから身につきやすい、というメリットはあるのかもしれませんが、効率が悪いんじゃないでしょうか。解決方法や改善策が分かっているのであれば、惜しみなく伝えてあげればいいじゃないですか。下の世代が自分たちと同じ成長スピードだったら、社会は発展していかないじゃないですか。「人間、苦労しなきゃダメだ」という考えもあるでしょうが、上の世代が苦労した段階を超えた、まだ誰も経験したことのない段階を下の世代は迎えるんです。そこは、誰も解決方法を知らないんですから、もちろん苦労します。解決方法や改善策を見つけるのに時間もかかるでしょう。だったら、少しでも早く今自分たちがいる到達点に辿り着いてもらって、未踏のステージで頑張ってもらった方がいいじゃないですか。

道の石を取り除くように

だからこそ、私は自分の経験や知識を惜しみなく伝えてあげたい。自分が歩いてきた道の中で、「あそこは石があって転んじゃうな」とか「そっちの道を行くとこういうことになるな」ってことを後から来る人に教えてあげるために石をよけたり、標識を立てたりするような感じで。そのために自分ができることは、自分がこれまで読んできた本から学んだこととか気づいたことを伝えることなのかなと思います。今こうやってnoteで書いていることも、いつか私と同じような道を歩く人の参考になればという気持ちで書いています。私が望むのはたくさんの人が自分を追い越していってくれることです。私よりも後から来た人たちが私よりも遠くの景色を見てくれれば最高です。そしてその時はどんな景色が見えたのか、ちょっと私に教えてください。ただ、一応先輩のプライドみたいなものがありますので、ちょっとやそっとで抜かれないように私も頑張ります。

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読書家兼ソーシャルアクター。年間読書量100冊以上。読書や活動での学びを若者やソーシャル界隈の人たちと共有して、一人ひとりの可能性を支えられる社会をつくりたい。その情報発信の一つとしてnoteを書いています。

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