Podcast『超相対性理論』:議論に弱い「アート」を経営者は如何にして経営に取り入れていくべきか

こんばんは、木村です。

今のところ、3回連続、しっかり1日おきに投稿出来ています。いい感じ。笑

今日は私が大ファンのCOTEN RADIOの深井さんが4月に始められたPodcast番組、『超相対性理論』の中で出てきた”なるほどね!!!”と思ったテーマについて、紹介しようと思います。

この番組、テーマは「哲学」だと思うんですが、とにかくなかなか結論が出ない。笑

ある哲学的な問いに対して、こう見たらこう、こう見たらこう、というのを知的好奇心の化け物3人が、チョー気持ちよさそうに深堀りしまくっていく番組なので、彼らの好奇心についていけない人はじれったくて何が楽しいのかわからないかも。笑

僕は「未来への大分岐」という本でマルクスガブリエル×斎藤幸平という天才同士の対談を死ぬ気で解読して興奮しているような人間なので、この手の難しい話は好きなんですが、横文字は多いし引用は多いし、正直気力が必要です。笑

興味がある方は、是非最初から聞いてみてください。笑

ということで今日はタイトルにある”議論に弱い「アート」を経営者は如何にして経営に取り入れていくべきか”という話について。


これは深井さんが『我々は数字の奴隷から脱却できるのか』という問いをしたところから発展していきます。

以下、木村の記憶と解釈を混ぜながら要約していきます。

①そもそも現代社会はモノで溢れかえっている社会なので、GDP(安心・便利・快適)という数字をベースにした経営をしても上手くいかない

②故に、『アート(遊ぶ・繋がる・創る)』という経営をベースにスタートするんだけど、どうしてもGDPがベースの社会では「数字=サイエンス=KPI」というのが付いて回ってしまう

③つまり、現代社会において人が集まるのは『アート』だが、アートは「数字には置き換えられない」ので「議論」に弱い。だからどうしても「ビジョン(目的)」から入ったはずの経営がいつの間にか「数字(手段)」に置き換わってしまう。

④どうしたら良いのだ!!どうしたら我々は数字の奴隷から脱却できるんだ!!

確かにねえ、難しいっすよねえ、、、僕もまだ今は構想段階ですけど、苦労しまくっています。。。

これに対して、深井さんらは、山口周さんや石川善樹さんらの言葉を引用して、

⑤大事なのは”アート”×”サイエンス”×”クラフト”の『Well-being≒調和』だろう。科学者だって最初はアートからスタートしているんだし、そもそも科学者だって「自然」は完全には科学出来ないんだから。(要は、世の中に絶対なんて存在しないのだから、理想と現実と経験をうまくバランスさせることが大事なんだ)。

⑥そして調和をもたらすためには事象について「名づけ」と「相対化」が必要である。何故なら、これらをして初めて事象について「ズームアウト」することが出来るからである(要は、大事なものをバランスよく取り入れるには、あらゆるものを眺めてそれぞれを言語化して、相対的に評価できる状態に持っていくことが重要である)。

という結論を導いていました。(と記憶しています笑)

めちゃくちゃ難しいっすよね。笑

ここまでの議論を一文でまとめると、

現代の企業経営は、”人間の感性を刺激する”という超主観的なポイントにアクセスすることを目的としなければ”継続的に価値提供することは出来ない”のだから、KPIという数字だけに囚われず、絶えず勉強して変化して、その時々でベストだと思うものを取り入れていこうぜ!!

ってことなんだと思います。笑

深いっすね~~~

しびれる。好き。笑

ということで今日は40分も書いてしまったのでこのあたりで終わりにしますっ!

今週も残すところ金曜日のみ。頑張りましょう!!


『今日の言葉』

探してた未来に追いついて、その時初めて気付いたんだ

これが良いことか、悪いことか

これが「世界の秘密」ってやつか

(Vaundy / 『世界の秘密』)


木村匠吾

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