見出し画像

シン・アジャイルコミュニティ「プラクティスチーム」の魅力を伝えたい

自分は「シン・アジャイル」というコミュニティに所属しており、その中でもプラクティスチームと呼ばれる分科会で主に活動しています。

個人的にはコミュニティとしては非常におもしろいことができていると感じているのですが、外からは「どんなコミュニティ・分科会なのか」「どんな活動をしているのか」見えづらいのか、中々メンバーが増えないという課題を感じています(2024年1月現在)。

この記事は、そんなシン・アジャイル「プラクティスチーム」の活動内容をお伝えし、あわよくば一緒に活動する人が増えて欲しい!という下心丸出しの記事となります。😜


シン・アジャイルコミュニティについて

まずは「シン・アジャイル」コミュニティについて簡単に紹介すると「カイゼン・ジャーニー」や「チーム・ジャーニー」の著者として知られる市谷聡啓(@papanda)氏が、2022年出版の書籍「組織を芯からアジャイルにする」の発刊に際して行った呼び掛けからスタートしたコミュニティです。

自分自身はソフトウェア開発者ですが、このコミュニティにはそういったソフトウェア開発者だけでなく様々な業種・職種の人が集まり、アジャイルに関する話をしたり、イベントを開いたり、みんなでアドベントカレンダーを書いたり、飲み会を開催したりしています。楽しい!😆

シン・アジャイルコミュニティの分科会

シン・アジャイルコミュニティにはいくつかの分科会があり、それぞれの分科会ごとに様々な活動をしています。現在以下の4つのチームが活動しています。

  • 組織アジャイル:コミュニティのメインテーマである「組織アジャイル」についての情報交換や情報発信など。

  • じゃないアジャイル:正式名称は「じゃないアジャイル~ソフトウエア開発じゃないところでアジャイルを広げよう~」。その名の通り、非 IT 組織でアジャイルを広めるための情報発信やイベント開催などを行う。詳しくはこちらのチームも紹介記事があるのでぜひそちらをご参照

  • 勉強会:社内勉強会のノウハウを集める・考える・共有する。

  • プラクティス以下で詳しく説明します。

プラクティスチームの活動目的

シン・アジャイルコミュニティの活動目的の大きなテーマに「それぞれの持ち場(個人、チーム、現場、組織)のアジャイルが進むように学び、知見を得る場を作る」があります。また、その手段の一つとして「実践知を残す=アジャイルの実践知を後からでも利用できるように残していく」を掲げています。

コミュニティ紹介スライドより

プラクティスチームはこの「アジャイルに関する知見を集め、残していく」ことで、自分達を含めた世の中の人が助かるのではないかと考えた人達の集まりです。

プラクティスチームの活動内容

現在、プラクティスチームの主な活動内容は【ほぼ月刊】シンアジャマガジンという note マガジンの運営です。と言っても自分達だけで記事を書いている訳ではなく、テーマを決定した上でそれに沿った記事をコミュニティのみんなから募集する、という活動です(もちろん、自分達でも記事を書きます)。

2023年にこの活動を始め、2024年1月までに以下の5つの特集をリリースしました。

この活動は今後も継続していく予定です。また、その他の活動も随時検討していきます!

プラクティスチームの魅力

活動自体がアジャイルになっている!

前述の通り、現在の主な活動は【ほぼ月刊】シンアジャマガジンの運営です。プラクティスチームでは毎週火曜日にオンラインで集まっていて、次のようなスケジュールでマガジンの運営を行っています。

まず最初の週に「編集会議」を行います。編集会議では次に募集するテーマを決定し、note マガジンの準備や周知を行います。また、募集期間中に記事の募集・執筆以外にやりたいことがある場合もここで決めます。

2〜4週目は特に決まったイベントはありませんが、編集会議で決定した活動がある場合は集まって相談やディスカッションを行ったりします。特に議題がない場合はミーティング自体をスキップすることも多いです。また、この期間中に自分達で決定したテーマについて記事を書き、公開します。

5週目に「ふりかえり」を行います。期間中にどれだけ記事が集まった?自分達が記事を書いてみてどうだったか?といった観点でテーマについて語ったり、前回のマガジンから変えてみたことがある場合は変えてみてどうだったのか。そして、次からどうするか。

そしてその翌週には次の「編集会議」があり、新たなテーマで記事を募集するのですが、これって何かに似ていませんか?

決められた期間の最初に計画を立て、活動を行い、最後にそれをふりかえりによって検査する。そう、この営みはまさにアジャイルチームの活動そのものなのです!実はこれってとてもおもしろく、そしてステキなことなんじゃないかと思っています。

マガジン Vol.2 のスケジュール

アジャイルを好きな仲間たちと語り合える

プラクティスチームのミーティングでは雑談も多く、お互いに日常で感じたこと、できごとなどを話し合ったりすることも少なくありません。仕事での利害関係のない、しかも「アジャイルが好き」「アジャイルを信じている」という共通の価値観を持った人達との対話に、自分は様々な効果を感じています。

対話の中で新たな発見や気付きを得らえることだったり、そうでなくてもお互いの話に共感する・できることで「あぁ、仲間がいるんだな」と感じられることだったり……他にも色々ある気がするんですが、あぁ、うまく言語化できていません。

そういった効果はこのチームの活動だけじゃなく、コミュニティが主催するイベントなどでも一定感じられるものですが、(オンラインではありますが)頻繁に顔を合わせる、という状況だからこそ得られるものもあるんじゃないかと思っています。

語り合える仲間がいるのっていいよね(画像はいらすとやより)

さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。どうでしょうか、シン・アジャイルコミュニティ、そしてプラクティスチームの魅力は伝わったでしょうか。

少しでも魅力や可能性を感じた方は、コミュニティの Discord に参加してみてください!そして、是非 #プラクティス系 チャンネルで声を掛けてください。いつでも、お待ちしています!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?