東北ヒッチハイク旅 in Summer①
みなさんこんにちは!
2018年8月23〜27日で東北の方へヒッチハイク旅をしてきました。
今まで、お遍路や夜行バスでの一人旅など色々やってきましたが、
「そういえばヒッチハイク、、、やってないな。」
と思い立ち、
一般に難しいと言われている東北へのヒッチハイクでどこまで行けるのか、と思いチャレンジすることにしました。
目標は
「本州最北端の都道府県である青森県までヒッチハイクをして北海道に渡る」
に決めました。
それでは、スタートです!!
西日本方面へのヒッチハイクの聖地が「用賀」なら、東北地方へのヒッチハイクの聖地は「蓮田」と言われるように、東北ヒッチハイクのスタート地点として最も有名な蓮田SAからスタートすることに決めました。
蓮田SAの最寄駅「JR蓮田駅」までは自宅の最寄駅から片道1時間40分、運賃1144円。
まずは蓮田駅に行くために電車に乗り込みました。
「いきなり電車かーいっ!」
って思われるかもしれませんが、
あくまでヒッチハイクは蓮田SAから。
そこまではどんな手を使っても良いんです(笑)。
○9:45 JR蓮田駅に到着
何はともあれ、無事蓮田駅に着きました。
そりゃそうですよね。電車に乗ってるだけなんだから(笑)。
ただ最寄駅から意外とSAまで距離があるんです。
しかもこの日は晴れ。
日差しギンギンの晴れ。
10:00の時点で気温はすでに32度を超えました。
恐るべし埼玉。
市街地を抜けてさらに歩いていくと、高速道路が見えてきます。
蓮田駅から約20分かけて真夏の日差しを受けながら歩き、やっと着いた〜と思ったら、
「ん?こっち上りじゃね?」
がーーーん、、、、、
まあ、そんなこともありますよね(笑)。
でも旅はまだ始まったばかり。これしきのことで落ち込んではやっていけない!
気を取り直して、高速道路にかかっている歩道橋まで戻り、下りのSAにたどり着きました。
やっと入れるー、と思った時、あることに気がつきました。
「どっから入るんだ、、、?」
そうなんです。
ネットには歩いて入れるSAとか散々書いてあるのに、、、
普通にフェンスでガードされてるやん!
「歩いて入ってはいけません」の看板思い切りあるやん!
もう、、、出だしからこれで本当に大丈夫か?
そう思いながらも諦めるわけには行かないので、情報を色々集めてみると、
ありがたや。
同じことを考える人はやっぱりいるんだなと感心しながら、これに載ってる通りに建物の裏口から、しれっと入って行きました。
オドオドしていると不審者だと思われてしまいますからね。
堂々といきましょう。
でも内心めちゃめちゃドキドキしましたよ(笑)。
①蓮田SA~②佐野SA(1日目)
【①蓮田SA(下り)】
なにはともあれ、蓮田SA(下り)に侵入(?)することに成功しました!
入れたから一安心、、、、じゃないんですよ!
まだやっとスタート地点に立つことができただけなので。
まずは情報を仕入れなくては。
高速道路の情報誌ハイウェイウォーカーをもらって作戦を練ります。
まずはヒッチハイクの必須アイテム、スケッチブックに書く行き先を決めなくては。
漠然と、
「東北方面」
でも良いんですけど、ここは心理学を使います。
人混みの中でのそれぞれの他人の会話はざわざわとしか聞こえないのに、その中で自分の名前などを聞くと、それだけは鮮明に聞こえるという、自分により身近なものに対して反応する
カクテルパーティ効果
を使ってより具体的にSAエリアの名前を書こうと思います。
ということで、最初の目的地は、「那須高原SA」に決定!
まずは近いところから攻めて行き、車の中で会話する中で最終目的地を伝え、あわよくばもう少し先のSAまで乗せてもらうという作戦です(笑)。
そして、難しいとは思うけど、仙台のちょっと手前くらいまで行ければラッキーだなぁ。
まぁ目的地も書けたしとりあえず始めよう!
スケッチブックを掲げて立つ場所は円で囲んだところにしました。
出口に近い曲がり角の直前が多くの車に見てもらいやすく、かつ、車を停めやすいので条件としては最適かな。
覚悟を決めて、あとは天に任せるのみ、、、、
頑張るぞーーっ!!!
と意気込んでたったの10分後。
VWのSUVが目の前に停車しました。
中から女性が、
「那須高原までは行かないんだけど宇都宮に用事があるから途中まで乗って行きます?」
おいおい。
こんなうまくいって良いのか、、、?
そう思いながらもご厚意に甘えさせていただくことにしました。
しかも車内に入って気付いたのですが、車に乗っているのは運転手の女性ただ1人。
よく乗せてくださったなと思いました。
本当に感謝感謝です。
その方は、30代の女性で、スマホゲームの開発会社に勤めているとのこと。
ちゃっかり名刺までもらっちゃいました(笑)。
なぜ乗せてくれたのか、と聞いたところ
「なんか面白そうだった」
とのこと。
ヒッチハイカーを乗せるのは初めてだったらしく、怖さよりも好奇心が勝って乗せてくれたんだとか。
こうなったらこっちもしっかりと楽しませなければ!と思い、色々な話で盛り上がりました。
②佐野SA~③那須高原SA
【②佐野SA(下り)】
はじめてのヒッチハイクの1台目はあっという間に目的地「佐野SA」に。
乗せてくださった女性には深々と頭を下げてお礼をしながら見送りました。
1台乗せてもらったことで達成感に浸っていましたが、
おっとおっと。まだちょっと進んだだけだ。
まだ最初の目的地である那須高原には到着できていません。
昼食がてらお昼休憩を挟みながら体力を回復。
駅からSAまで歩いた分疲れを回復。
那須高原行きのスケッチブックはそのまま使い回すことにして、
変わらず「那須高原SA」を目指すことにしました。
昼食を終え、蓮田SAの時と同じような場所に陣取った僕たち。
まぁ、さっきみたいにうまくはいかないだろうなぁ、、、なんて思ってた矢先!!
5分後くらいに!!
アルファードに乗った家族連れの若いご夫婦が話しかけてきてくれました。
「うちらドライブしてるからもしよければ乗って行きなよ!」
もうめちゃくちゃラッキー。
もちろん、乗せていただくことにしました。
広い車内には、1歳の女の子がチャイルドシートにちょこんと座り、その下にワンちゃんが大人しく座っていました。
もう理想の家族、理想の休日ですよ。
そんな家族水入らずの中に、何処の馬の骨ともわからない輩が乗り込むんですから、
それはまあ楽しませて差し上げなければ!
車内では、英語の幼児歌が流れていて1歳の赤ちゃんが真似してるのを見て癒され、ワンちゃんとわしゃわしゃ戯れてこれもまた癒され、
逆にこちらが楽しませてもらう始末、、、。
③那須高原SA~④仙台駅(1日目)
【③那須高原SA(下り)】
そんな感じで、ヒッチハイクをさせて頂きながら、逆に楽しませてもらい、気がつけば目的地に。
那須高原SAにはドッグランがあることに気がつき、ご家族も少しワンちゃんと一緒にドッグランで遊んで行くとのこと。
僕たちはご夫婦にお礼をし、赤ちゃんとハイタッチした後、次の車を求めて作戦会議に。
「もうここまで来たら仙台方面って書いても良いんじゃね?」
たしかに次のSAには安達太良SAがあるのですが、今日のペースを見ると仙台に行けなくもないんじゃないか、、、、
仙台にしちゃいました〜(笑)
まぁ今度の3台目も10分すれば捕まるでしょ。
・・・・・・・・15分経過・・・・・・・・
もうそろそろ捕まるだろ。
・・・・・・・・30分経過・・・・・・・・
おっ?
ちょっとやばいか?
・・・・・・・・1時間経過・・・・・・・・
いやいやいや。
まずいまずい。
どうしよどうしよ、、、
→東北ヒッチハイク旅②へ続きます。
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