見出し画像

障害者雇用関連ニュースまとめ 【2020/11/1】

■今日のヘッドライン!

〇障がいを感じない、感じさせない社会の実現。ソニーや積水ハウスなどが加盟する「The Valuable 500」とは?

障がいを感じない、感じさせない社会の実現。」この言葉は今後の世界全体の障害者雇用の課題を解決していく上で、非常に大切な言葉になってくるような気がします。

本文にあるとおり日本の障害者雇用率は右肩上がりであることは良いことかもしれませんが、

一方、スウェーデンやデンマークなどでは日本のように法定雇用率がなく、当然、義務も罰則金のようなペナルティもない。ところが、障がい者は健常者と同じように、普通に社会で働き、企業に雇用され、活躍し、能力を発揮している。彼らにとってはむしろ、障がい者を特別扱いすることの方が不自然なのだ。

とあるように、やはり法定雇用率の有無ではなく、スウェーデンやデンマークのように障害者が特別扱いされることなく自然に雇用され働ける社会になることが、「総活躍」という意味において大切なのでないでしょうか。

日本でそれを実践している例として「The Valuable 500」に加盟しているソニーと積水ハウスの取り組みが取り上げられています。

特に積水ハウスの「障がいのある従業員同士が相談し合える関係づくり」を構築している事例が特に印象に残りました。

やはり職場において当事者の方同士にしか分からない困りごとや悩み事も多々あると思いこの積水ハウスの事例はとても効果的なだと思うので、是非他の企業でも取り入れていただけたらと思います。

■障害者雇用

〇ライ麦ストローで「一石三鳥」 御代田のクラフト作家ら販売 環境保護、特産品、高齢者の元気作り /長野

「脱プラスチックの動き」は環境面での効果はもちろんですが、良い意味で障害者等の雇用にも影響を与えている、そんな事例ですね。

世の中にあるプラスチックの代替品を作ることで様々な雇用が生まれる可能性を感じますね。

■就労支援

〇美川 老舗の味盛る 駅カフェ ランチプレート考案

■農福連携

〇《デル・テクノロジーズ登壇》11/12開催、法定雇用率達成に向けて地方農園の活用事例セミナー

■助成・補助制度

〇精神障害者雇用の資金調達となるピアサポート関連の補助金を紹介

前述の積水ハウスのように当事者同士の相談体制の構築はまさにこの助成金でいうところの「ピアサポート体制の整備」に該当し、助成金の受給が受けられる可能性がありますね。

また、社員の方の精神保健福祉士などの資格の取得の費用や、万が一休職してしまった場合の代替人員の人件費などについても助成も受けられるので、事業主様におかれましては是非ご活用されてみてはいかがでしょうか。

■その他

〇休眠預金等資金活用事業オンラインシンポジウム 2020年11月7日 開催



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?