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障害者雇用関連ニュースまとめ 【2020/11/2】

■ 今日のヘッドライン!

〇県内24施設参加 障害者の農作物や工芸品をネット販売 農福連携サイト開設

いよいよ農福連携もオンラインの時代がやって参りました!

私も知的障害者の入所施設で味噌の加工や販売を担当してい際にはネット販売をしておりましたが、複数の施設が一緒にネット販売をする事例はかなりレアなのでないでしょうか。


複数の施設でオンラインショップを開設するメリットとしては、

①商品のバラエティが豊かになる

②コロナ過における販売力の強化

③販売に掛かるコストが案分され1施設ごとのコストが下がる

などなど、様々あるかと思います。

全国で広がることを期待しております。

■ 障害者雇用

〇リハビリなどの場にも…手作りチョコレート専門店がオープン 今後高齢者や障害者を積極的に雇用

チョコレートも最近の障害者雇用や就労支援において大きなトレンドとなってますね。

①高単価で販売できること

②集中してコツコツやる作業

も多いことが障害者の方が収入を得る場として注目されている要因なのではないでしょうか。

そして何よりバレンタインはもとより、日常的な贈り物として定着していることも安定した販売力を維持できることも大きいですね。


あとは他社とどう差別化したチョコレートを販売していくのか、

味? デザイン? 高級感? デコレーションのサービス?

障害者雇用+チョコレートは各社の展開に要注目ですね。

■ 就労支援

〇疫病よけに「黄ぶな」の力 宇都宮市内の障害者施設が開発 きょうからグッズ販売

〇18歳以上の自立支援 障害児施設の入所者―自治体交え協議会・厚労省

入所施設⇒就労支援への移行、これは大きな制度の課題かと思われます。

移行する上で現場を運営してきた立場において難しいと思うのが、

「就労は推進したいけど、施設の売り上げが減ってしまうな・・・」

そうです、障害者福祉施設の報酬がご利用者お1人あたりの利用につき自治体から報酬として支給され施設を運営しているので、1人減ればその分施設の報酬も減ってしまうのです。

ではどうすれば?

これはあくまでも個人的な意見ですが、

【 就労支援施設への移行を行った入所施設に特別な報酬を支給する 】

これが実現すれば移行率も上がっていくのではないでしょうか。

ただし報酬のもととなる自治体の財源には限度があり、どのような形がよいのか、自治体と施設が連携して議論して決めていくことが大切だと思います。

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