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障害者雇用関連ニュースまとめ 【 2020/12/4 】

■ 今日のヘッドライン!

〇 リモート接客で「農福」連携、仙台三越で実証実験 雇用と人手不足マッチングへ

こんにちは、伊藤です。

何と今回は、革新的かつ無限の可能性のある障害者雇用の事例についてご紹介いたします。

ズバリ、

分身ロボット×農福連携の事例です!!

これまで農福連携や分身ロボットによる接客業への従事などそれぞれの事例を取り上げてきました。

そして、その2つが融合し、ついに重度で身体が不自由な方々が農福連携のお仕事に従事できるようになりました!

ニュースでは国指定の難病「脊髄性筋萎縮症」で車いす生活を送る島根県松江市に住む方が分身ロボットを使いデパートの売り場で農家で作られたハムやソーセージを販売する様子が報じられています。

重度で身体が不自由な方々について以前市役所のカフェの接客をしている事例をご紹介しましたが、農業など人手不足の業界のお仕事に貢献する事例は恐らく稀なのではないでしょうか。

また、農福連携に関しても車いすの方々が農業に従事しているケースはいくつかありました。

しかし、ご自宅で寝たきりなってしまっている方々などが従事できる今回のケースは、農福連携のお仕事にご関心のある重度で身体が不自由な方々に大きな希望を与えるニュースなのではないでしょうか。

今回は販売職のケースでしたが今後分身ロボットの技術が進めば、例えば直接農家で種まきや剪定、袋詰めなどの出荷作業など農業に関する様々な業務ん従事できるようになるかもしれません。

まさに「 無限の可能性 」ですね!

■ 障害者雇用

〇 働く障がい者と協働し、コロナ禍でも成長拡大中の越境 EC サービスを通じて、 地方の特産品メーカーの中国進出をサポート。障がい者プラットフォームを展開するヴァルトジャパン、インアゴーラ社と業務提携。

中国への越境ECサービスというこれから伸びてきそうな分野に障害者雇用を促進させていく取り組みは非常に喜ばしいことであります。

こういったワールドワイドな規模の大きい障害者雇用のモデルは今後益々増えていきそうですね。

〇 障害や病気のある方のお仕事口コミサイト「アンブレ(Umbre)」に検索機能を追加

■ 就労支援

〇 親亡き障害者、支援促進へ 県、就労継続や相談事業所充実

日本全体の平均寿命が上がっていることにより、障害者の親御様も高齢化し、親亡き支援の問題への対応が急務となっています。

このニュースにもあるようにやはり、一番は就労継続支援や相談支援などの事業所の充実が望まれる所ではあります。

ただし、それぞれの事業所の報酬単価が高くなく、とりわけ相談支援事業所ではそれが顕著であることが事業所の増加に繋がらないという課題があります。

報酬単価の見直しも必要であると同時に、例えば法人単位ではなく自治体も予算を出したり、あるいは法人の垣根を越えて予算を出し合うなどしてこれらの事業所の設置を増やすなど、柔軟な対応が必要なのかもしれません。

〇 就労支援施設利用の利用者ら、手作り商品楽しく販売 加古川

〇 海中熟成ワイン 特産づくりに障がい者の力

■ 助成・補助制度

〇 トライアル雇用とは。メリット・デメリットや助成金の種類、導入の流れを徹底解説!

障害者用のトライアル雇用の制度もあります。

一度トライアルで就職いただくことでお互いにミスマッチを防げるという、メリットもあり助成金も支給されます。

障害者雇用をする事業主様は是非ご検討いただけたらと思います。


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